名探偵コナン:アニメ30周年企画一挙発表 10年ぶり2時間SP制作決定 鳥人間コンテスト、Jリーグコラボエピソードも 新EDは倉木麻衣

アニメ「名探偵コナン」の30周年記念の生配信企画(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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アニメ「名探偵コナン」の30周年記念の生配信企画(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

 青山剛昌さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「名探偵コナン」の30周年を記念して、2時間スペシャルが制作されることが明らかになった。同作の2時間スペシャルが制作されるのは、2016年に放送された「エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」以来、約10年ぶり。完全オリジナルストーリーとして制作され、タイトルは「30号殺人事件」となる。劇場版「隻眼の残像(フラッシュバック)」や「黒鉄の魚影(サブマリン)」などを手がけた櫻井武晴さんが脚本を担当する。

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 生配信番組「アニメ名探偵コナン 30周年の情報解禁(ヘッドライン) ~2026年が楽しみすぎてバーローSP~」が12月27日にYouTubeで配信され、30周年記念企画が一挙発表された。

 プロサッカーJリーグとのコラボエピソードが制作されることも発表された。同作とJリーグがコラボするのは、2023年の「Jリーグ決戦の舞台裏」以来、約3年ぶりで、「名探偵コナン」のファンで、サッカー好きとしても知られる影山優佳さんが出演する。

 滋賀県・琵琶湖を舞台に自作の人力飛行機の飛距離を競う「鳥人間コンテスト」とコラボしたエピソードも制作される。劇場版「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」や「ハロウィンの花嫁」などの大倉崇裕さんが脚本を手がける。

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 歌手の倉木麻衣さんがテレビアニメの新たなエンディングテーマ(ED)「TOWA ~永久に風に乗る~」を担当することが分かった。倉木さんと「名探偵コナン」のタッグは、2000年のED「Secret of my heart」から始まり、2017年には「同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数」でギネス世界記録に認定された。今回の「TOWA ~永久に風に乗る~」でシリーズ28曲目で、2026年1月10日の放送からEDとして流れる。

 倉木さんは「今回の曲のタイトルは『TOWA ~永久に風に乗る~』で、友情や愛情などさまざまな繋がりを感じられるような、希望を思い浮かべられるようなテーマになっていて、新一くんと蘭ちゃんの人間模様にも重なる部分があるんじゃないかなって思っています。そして初めて作曲にもチャレンジさせていただいたので、よかったら聞いていただけるとうれしいです。そして、まもなくテレビアニメ『名探偵コナン』が30周年を迎えるということで、本当におめでとうございます! これからもコナンファミリーとして、みんなと一緒に大好きな『名探偵コナン』を応援し続けていけたらいいなと思います。一緒に応援していきましょう!」とコメントを寄せている。

 オーケストラコンサート「名探偵コナン スペシャル・コンサート2026」が2026年4月17、18日にKアリーナ横浜(横浜市西区)、5月23、24日にGLION ARENA KOBE 神戸(神戸市中央区)に開催されることも発表された。

 30周年の幕開けとして、2026年1月3日午後4時半から放送される1時間スペシャル「エピソード“ZERO” 工藤新一水族館事件」がPVがYouTubeで公開された。

 2026年春ごろから、各動画配信サービスでアニメの最新話が順次配信される。これまでは、有料の動画配信サービスでは約1年前までのエピソードのみ配信されていたが、2026年春ごろから地上波放送後、最新話が順次見られるようになる。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。コミックスの累計発行部数は2億7000万部以上。テレビアニメが1996年1月から放送されている。読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後6時放送。

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