CDTV ライブ! ライブ!年越しFES2025→2026
【Part.1】年越しSP2025→2026★年忘れヒットソングメドレー★2026新春ヒットソングメドレー★新春チャレンジ
1月1日(木)放送分
WOWOWのオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW」(毎週月曜午後10時放送)が4月からリニューアルされ、数多くの映画やドラマで活躍する個性派俳優の遠藤憲一さんが新たな案内人を務めている。人物ドキュメンタリー、芸術、歴史、紀行や最新テクノロジーなど、大人の知的好奇心を刺激する幅広い分野の映像を、その独特の語り口で紹介する遠藤さんに話を聞いた。(毎日新聞デジタル)
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−−遠藤さんにとっての、ドキュメンタリーの魅力を教えてください。
ドキュメンタリーは現実で、真実。普段は自分の生きている人生の世界しかわからないけれど、知らない分野の奥深くを見られるのがドキュメンタリーの面白いところ。生き方に刺激を受けるし、生き様が豊かになっていくきっかけになるのではと思います。
−−役者とナレーション、それぞれ取り組む上でどんなことに気をつけているのでしょうか。
お芝居の場合はなんとなくニュアンスが変わっていっても許されるところがあるんですが、ナレーションは一字一句間違えられない作業。読んでいくうちに、一人で勝手に緊張していくことはありますね。気持ちの中にある音楽とコメントのニュアンスを、気持ちを通してしゃべるっていうのは、演技もナレーションも自分の中では一緒です。でも声の仕事の時はムード中心になってもいけないし、言葉が明瞭(めいりょう)なだけでもだめなので、今は模索中ですね。生涯かけた演技と一緒で、ナレーションも一生涯かけて探し続けていく作業のような気がします。
−−案内人を担当して、これまで特に印象に残った番組は何でしょうか。
文房具の技術の最先端を追った「ブンボーグ/サイボーグ~最先端文房具の世界」(4月16日放送)ですね。僕文房具大好きなんです。基本的に買い物は好きじゃないんですけど、文房具だけは手に取って書き味をみたりするのが好きなんです。筆跡が濃くなったり、薄くなったりしないような液体を使う油性ペンだったり、文房具の最先端の現場は見たことがなかったので面白かったですね。あとは、「アマゾンの子どもオーケストラ」(4月19日放送)。アマゾンに200年続く、クラシックの楽団があるっていうのがまず驚きでした。あそこから世界的な優秀な奏者がいつか出てくるんじゃないかと思いましたね。
−−今後番組で見たいテーマや遠藤さんの知的好奇心を刺激するようなテーマを聞かせてください。
個人的に興味を持っているのは、カーリングです。土地の文化もあるんでしょうけど、カーリングの成り立ちや、競技が始まったきっかけなどに興味があります。選手の体力のつけ方など皆が知らない運動をしていると思うので、肉体作りや、技術の磨き方、スポンサーとのかかわりなど総合したものを見てみたいです。ドキュメンタリーを作る側で体験するんだったら、旅をしながら他国の映画作りの助監督をやってみて、どこまで通用するのか、どこまでお手伝いできるのかっていうのを実体験したいですね。フィリピンでの撮影は経験してるんですけど、インドなんかもたくさん映画を作ってるし、インドでの映画作り、昼休みに食事は何を食べているのかなど、ぜひ紹介してみたいですね。
−−俳優はもとより、ナレーションをはじめ声の仕事でも多方面で活躍されています。これまでの歩みを教えてください。
高校を中退して、やることがなかったんで1年くらいバイトをしてたんですけど、辞め癖がついちゃったんです。バイト生活に飽きて、タレント養成所の募集を見て、安直な気分でそこに入ったんですけど、先輩たちが役を作っていく姿に興味を持ったのが役者生活の始まりです。高校時代は、勉強したくなかったから、教科書をロッカーに入れたままで、髪を染めたり半端な不良になったりしてね(笑い)。それで、ロッカーに入れっぱなしの教科書を先生に焼かれちゃったんです。高校を卒業してたら、役者に興味持たずに他の仕事をしていたと思うので、今思えばこの先生との出会いは感謝してますね、不思議な出会いだなって。その後29歳で結婚した当時、北野武さんの映画「その男、凶暴につき」が上映されて、そんなに出番はなかったんですけど、当時の恩人のCMディレクターが映画を見て、僕の声を聞いてナレーションの仕事に声を掛けてくれたんです。アーノルド・シュワルツェネッガーのカップヌードルのCMが最初で、そこからすさまじい勢いで何年間か使ってくれて、そのうち映画予告やドキュメンタリーへ広がっていきましたね。
−−案内人として、視聴者へのメッセージを。
ドラマに出ていても思うんですけど、WOWOWにしかできない表現の仕方ってあると思うんです。民放より規制もゆるいと思うし、民放ではなかなかそこまでできないなって思うところでも突っ込んだ表現をするところがWOWOWにはあって、民放のドキュメントとは違う部分をぜひ楽しんでもらいたいと思います。
<プロフィル>
61年東京生まれ。83年NHKドラマ「壬生の恋歌」でデビュー。02年に「Distance」(是枝裕和監督)で第16回高崎国際映画祭助演男優賞を受賞。個性派俳優として、数多くの映画、ドラマ、ナレーションなどで幅広く活躍。
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