女優の川島なお美さん(49)が、仏食料農業水産省が提唱する「アペリティフの日」親善大使に就任し、東京都内で行われたイベントに登場した。川島さんはあいさつに続き、就任の喜びを流ちょうなフランス語でスピーチ。「偶然にも昨年の今日、トスカーナで結婚式を挙げて感動しました。それがよみがえるような1日です」と、夫でパティシエの鎧塚俊彦さんとの挙式を振り返った。
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まる1周年を迎えた結婚生活について問われると、「山あり谷ありです。結婚生活はいろいろ気になることがあっても、目をつぶることが大事。家族でも、夫とはいつまでも男と女でいたい」と話し、1日から大手芸能事務所に移籍したことに関しては「事務所のたくさんのタレントさんの中に私の写真もあって、移籍したんだなあという気分です。マルチタレントという言葉が嫌いでしたが、女優というベースができたのでいろんなことにチャレンジしたい」と今後の芸能活動にも意欲をみせた。
「アペリティフ」とは、食前酒やソフトドリンクと、一口大の料理を味わいながら、会話を楽しむフランスの習慣のこと。04年に仏農水省がこの習慣を定着させようと毎年6月の第1木曜日を「アペリティフの日」とし、世界22カ国39都市、日本では8都市でイベントを開いた。
今回、川島さんはワインやチーズへの造詣(ぞうけい)が深いことから親善大使に選出された。また、川島さん同様日本ソムリエ協会の名誉ソムリエも務める、作曲家の千住明さんも親善大使に就任し、フランスの食文化の魅力を語った。(毎日新聞デジタル)