相武紗季:MAKIDAI、塚本との主演作「恋するナポリタン」 米アニメエキスポに出品

映画「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方」の海外進出を喜ぶ(左から)塚本高史さん、相武紗季さん、眞木大輔さん。(C)2010「恋も仕事も八分目」フィルムパートナーズ
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映画「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方」の海外進出を喜ぶ(左から)塚本高史さん、相武紗季さん、眞木大輔さん。(C)2010「恋も仕事も八分目」フィルムパートナーズ

 女優の相武紗季さん(24)、EXILEのMAKIDAIこと眞木大輔さん(34)、俳優の塚本高史さん(27)がトリプル主演する映画「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方」(村谷嘉則監督)が、7月1日から米ロサンゼルスで開催される「Anime Expo(アニメエキスポ)2010」に出品されることが18日、明らかになった。相武さんは「ナポリタンが海外の文化ではなく、日本の文化だということを日本国内の方々にも知ってもらえる、いい機会になるのではないかと思います。1人でも多くの人に、楽しんでもらいたいです」と喜びのコメントを寄せている。「アニメエキスポ」は、アニメだけでなく日本の文化をアメリカの人に知ってもらう趣旨もあり、日本発祥の食文化である「ナポリタン」がテーマの今作が招聘(しょうへい)作品に選ばれた。

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 映画は、主人公の瑠璃(相武さん)が恋人で一流イタリア料理店オーナーの譲二(市川亀治郎さん)にプロポーズの返事をしようと決めた夜、瑠璃に思いを寄せていた幼なじみのイタリアンシェフ武(塚本さん)が、ピアニストの佑樹(眞木さん)とのアクシデントに巻き込まれる。奇跡的に助かった佑樹だが、それまでの記憶をなくして代わりに武の記憶が宿り、瑠璃との思い出の料理を作るようになる。武の言葉を代弁するかのように振る舞う佑樹に、瑠璃の気持ちは譲二がいながらも揺れる……というラブストーリー。

 3人とも主演映画が海外のフェスティバルで上映されるのは初めてで、ピアニストの体にイタリアンシェフの記憶が宿るという、1人2役とも呼べるキャラクターを演じる眞木さんは「音楽だったり、料理だったり、イイモノは人を幸せにすると作品の中でも言っていますが、アニメエキスポで本作が英語字幕で上映され、海外の人に広く見ていただき、本作の良さを感じて、幸せな気持ちになっていただければうれしいです」と話している。イタリアンシェフとしてイタリア語や料理の特訓をしたという塚本さんは「LAの人たちにも見ていただけるなんてすごくうれしいです! 言葉や文化は違うけど伝えたいのは感情です。本作にあるハートが海外の人たちにも伝わればうれしいです」と作品をアピールしている。

 俳優陣がシェフという設定から、映画では米歌手のマドンナさんのプライベートシェフだった西邨(にしむら)マユミさんが、ヘルシーなイタリアンレシピをオリジナルで開発。また、元宝塚歌劇団の真琴つばささんや脳科学者の茂木健一郎さんが映画初出演する。映画は9月11日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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