憂国のラスプーチン:佐藤優の実体験マンガに 8月連載開始、“スパイ”、事件など描く

マンガ「憂国のラスプーチン」第1話の扉絵で描かれた外務省外交史料館=小学館提供
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マンガ「憂国のラスプーチン」第1話の扉絵で描かれた外務省外交史料館=小学館提供

 作家の佐藤優さんがマンガ原作に挑戦し、自らの実体験を基にしたマンガ「憂国のラスプーチン」の連載を8月10日発売の「ビッグコミック」16号で始めることが23日、明らかになった。

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 佐藤さんは、外務省国際情報局の元主任分析官で、ロシア(旧ソ連)の専門家として活躍したが、02年に鈴木宗男・衆院議員の事件で、背任罪などに問われて逮捕・起訴。03年の保釈後に作家となった。

 「憂国のラスプーチン」は、ソ連からロシアへと変わる時期を舞台に、佐藤さんが外交官として同国の政権中枢に食い込み、“スパイ”として活躍した実体験や、東京地検特捜部との対決を語る内容になるという。鈴木議員にそっくりな代議士のキャラクター「都築峰雄」も登場するという。「20世紀少年」など浦沢直樹さんの作品をプロデュースしたことで知られる長崎尚志さんが脚本、マンガ家の伊藤潤二さんが作画を担当する。

 同号では、佐藤さん、伊藤さん、長崎さんの3人と、鈴木議員の座談会も掲載。「ムネオ疑惑」や、マンガの見どころを語るという。(毎日新聞デジタル)

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