世界コスプレサミット:スペイン代表「W杯のように優勝目指す」 各国代表が外務省表敬

外務省を表敬訪問したコスプレーヤーと藤村修外務副大臣(左から3人目)
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外務省を表敬訪問したコスプレーヤーと藤村修外務副大臣(左から3人目)

 アニメなどのキャラクターになりきる「コスプレ」の世界一を決める「世界コスプレサミット2010」(テレビ愛知主催)の開催を記念して、世界大会に出場する各国代表のコスプレーヤーたちが28日、外務省を表敬訪問した。藤村修副外相は「日本のアニメやマンガ、ゲームが海外で人気を博していることをみなさんの姿を見て実感した」と話し、「ポップカルチャーを通じて、国際文化交流に積極的に取り組んでいる。コスプレサミットを応援しています」と述べた。 

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 コスプレーヤーを代表し、「コードギアス」のC.C.(シーツー)にふんしたスペイン代表のバネッサ・フィゲーラス・マーゲンさんは「はじめまして」と日本語であいさつ。「私たちはマンガを通じて日本の文化に触れることができた。マンガを読めば読むほど日本文化の知識が深まった」といい、「サッカーW杯南アフリカ大会でスペインが優勝した。コスプレサミットでも優勝できるよう頑張ります」とコメント。同じくスペイン代表で「コードギアス」のルルーシュ・ランペルージにふんしたナルシス・フェリ・フランコさんは日本で行きたい場所を「広島」と答え、「原爆資料館を訪れてみたい。『火垂るの墓』を見て感動して泣きました。日本のみなさんは大変苦労をしたんでしょう。それが残っていると思うので、自分の目で見てみたい」と話していた。

 「世界コスプレサミット」は、日本や米国など15カ国30人の代表メンバーが参加し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うイベント。31日に名古屋市でパレード、8月1日に世界一を決めるコンテストが開かれる。表敬訪問にはメキシコ、米国の代表も参加した。(毎日新聞デジタル)

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