石田純一:東尾理子と披露宴前に会見 「彼女の笑顔を見てると本当に幸せな気分」

結婚披露宴でケーキ入刀をする石田純一さん(左)と理子さん夫妻
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結婚披露宴でケーキ入刀をする石田純一さん(左)と理子さん夫妻

 俳優の石田純一さん(56)と女子プロゴルファーの東尾理子さん(34)が8日、東京・帝国ホテルで披露宴を前に会見。石田さんは会見中に「一生君だけを守り続けるよ」と報道陣の前で理子さんに誓いのキスをした。一問一答は以下の通り。

ウナギノボリ

 石田さん みなさま、本日はお暑い中、お忙しい中、あるいは遠方よりもわざわざお越しいただきまして、我々の結婚披露宴の記者会見にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。私石田純一と理子は、昨年12月12日婚姻届を出しまして、2010年カリフォルニア州ナパバレーのワイナリーの庭で結婚式を挙げました。そして今日ここに、8月8日結婚披露宴を催させていただきます。本当に今日はちょっと緊張しておりますけれど、よろしくお願いします。

 −−結婚披露宴の朝を迎えて?

 石田さん 「おはよう花むこさん」と最初呼びかけられまして(照れ笑い)。この日のために彼女も、プロゴルファーで肌が紫外線で黒くなるのを、日焼け止めを使って花嫁衣装が映えるように一生懸命頑張ってきてくれましたし、走ったり、エステに行ったり……。本当にこの日が来たんだなと感慨でいっぱいです。

 理子さん どちらかというといつもと変わらない朝だった。私が先に起きていたので、ちょっと雰囲気を出そうかと思って、「花むこさん」と声をかけて「おはよう」と言いました。

 −−緊張している石田さん、余裕のある理子さんという感じがしているが、家庭でもそうなのか?

 石田さん いつも彼女は自由だし、彼女が自由でいられるようにと心がけてますけど。まあ、持って生まれた器の大きさとかもあるかと思いますが、いつも楽しくやってます。彼女の笑顔を見てると本当に幸せな気分になるので、あっ聞かれてないですね、これ(笑い)。本当に彼女の笑顔がいつまでも続くように、愛するとは、いろんなときに学んできたんですけど、彼女のいろんな、才能も、笑顔も、目いっぱい花開いてくれるように、そういう雰囲気を作りたいなと思います。

 −−お付き合いから結婚に至る過程で、理子さんが日に日にますます奇麗になったように思うが?

 石田さん いや、男がいいんじゃないですか?(笑い)

 理子さん そうです(笑い)。

 −−これまでで石田さんが一番変わったところは?

 理子さん 反対にみなさんに教えていただきたいぐらいですね。私も知り合ってから1年半ちょっと2年たってないので、私が知る石田さんは本当に最初から優しくて明るかったので、反対に周りの方からいろいろ言われると、ああ、そうだったのかなと思うので、どちらかというと私がみなさんにお伺いして、こういうふうに変わりましたよって教えていただきたいところです。

 −−どんなときに一番幸せを感じる?

 石田さん 2人で何でもいろんなことを言えるような雰囲気が一番幸せだとは思うんですけど、まあ、ご飯を食べてるとき、彼女はいつも、とっても目がキラッとしてて、エヘヘ(照れ笑い)。友だちと話したりするときも、笑顔はいつも絶えないんですね。だから笑顔って本当にこう人をなごます、励ます力があるんだなといつも思ってます。

 −−このような式はこれで最後ですよね。

 石田さん ハイ。私もようやく、人を愛する能力を自分で見つけてこれたんですが、それを自分の人生の中で集大成として頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

 −−婚姻届を提出後、すでに半年以上たったが、歳の差は感じる?

 石田さん それは、あんまり。彼女はあるかもしれないけど、ぼくは歳のことはあんまり考えたことがないので。

 理子さん 私もほとんどないですね。いつも、皆さんがご存知のように若いといいますか、体も鍛えてますし、精神的にもすごく若いので、会話とかが食い違うということがそんなになくて。ただ、好きな音楽の好みがちょっと80年代と90年代で違うかなっていうくらいで、日常生活している中で、ああ20歳以上離れてるんだっていう風に改めて思ったこともないですし、(足腰が)ヨタヨタしているわけでも、まだないので(報道陣笑い)。

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 −−お互いになんと呼んでいる?

 石田さん 理子と呼んでいます。

 理子さん ハンちゃんって呼ばせていただいてます。ハニーが略されてハンです。その先は恥ずかしいので、すいません。

 −−石田さんの息子のいしだ壱成さんは理子さんより年上だが?

 理子さん 深く深く考えたら、すごく大変なことというか、普通は考えられないことなのかもしれないですけど、石田さんが先々いなくなってしまったときとかに、まだ家族がいるっていうのは、すごく心強いなって勝手に思わせていただいてます(笑い)。(一同笑い)なんか心強い味方がいてくれてるなっていうふうに勝手に頼りになるなって思わせていただいてます。

 石田さん 仮に先にいなくなったとしても、生きてきた証といいますか、そういうものを我々の中でも持ちたいし、いろんなその精神的な考え方とかは代々続いていくといいなと思います。僕らも、僕も彼女のために、彼女も僕のために、その次の世代の子どもたちとか、社会のためにも、まだまだ頑張っていきたいなということを、結婚を機に痛感しているところです。

 −−子どもの計画は?

 理子さん できればいいなと思うので、時期はいつになるかわからないですけど、自分たちの子どももできればいいなと思っています。

 −−何人くらい? 

 理子さん それは(天に)お任せします。この歳になってですから授かれればうれしいし、いいなって思っています。一般的にお互いの年齢から見て、早くしないと間に合わないよと思われてる方も多いと思いますし、自分たちも分かってることなので、なるべく早くはできればいいなと思うんですけど、早くできなくても、それはそれで2人の楽しい時間をすごせればいいなと思ってるので、本当に成り行きに任せて頑張りたいと思います。

 −−石田さん頑張ってらっしゃいます?

 石田さん まあ、あの賞味期限が切れても食べられますから(笑い)。とにかく我々は締め切りとかにこだわらず、いいふうにいいふうに理解して、自分たちの時間を過ごすのもよし、今一度というか、いろんな意味で、子どもたちを育てていこうと思っています。

 −−修さんは何と?

 理子さん 父は数年前から「早く孫の顔が見たい」と周りの友人たちに言っていたみたいで、そこから聞いてました。私が一人っ子で女の子だったので、キャッチボールをしたいとか、ピッチングを教えたいというのがあるみたいなので、早く自分が動ける間に孫ができてキャッチボールがしたい、と言ってはいます。

 石田さん その際には、(自分が)バッターボックスに立たされるかなと思います。このへん(頭を指差し)にカミソリシュートが来るんじゃないかと(笑い)。本当に楽しいお父様なので、ずっと長生きしてほしいなと思っております。

 −−石田さんが何度も幸せになっていることを、自分ではどう思っている?

 石田さん 頑張っていたり、一生懸命耐えてたりするとすごくいいことがあるということを、自分自身ありがたく感じています。僕らもマスメディアにめちゃめちゃ叩かれまして、ぎゃふんと言わされまして……。でもそれが逆に良かったんですよね。自分たちも強くなれたし、磨かれたといいますか、上がれば下がるし、下がっても上がるということを、ぼくは56歳ですけど、年に関係なく、励ませたらいいなと思っています。

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 −−一番の宝物を手にしましたね

 石田さん よく来てくれたなあと。彼女は本当に友だちが多くて、何が良かったのか分からないですけど、こうして来てくれて、それに応えないとなと思っています。

 −−石田さんのどこが良かった?

 理子さん すごく性格が合いまして、素のままの自分でいられてすごく楽に一緒にいられる。自分をさらけ出せる相手でしたので、なぜかこうなってしまいました。

 −−浮気の心配は?

 理子さん 全くないわけではないんですけども、それは石田に限らず女性みんなが思っていることで、(石田さんは)ちょっと確率が高いかぐらいのもので(笑い)。浮気と同時に老後の介護も心配しなきゃいけないんですが、先のことを心配するより、今ある幸せとか喜びを楽しみたい。今ある幸せが、先の不安や心配を払いのけるだけのものがありましたので。いつかはするんだろうなとは思っていますけど(笑い)。そのときはそのときで心配して、今は楽しく過ごしていれば、いいかなと思っています。

 −−石田さん、理子さんの言葉、どう受け止めましたか?

 石田さん はい、責任を痛感しております。ぼく個人としては、来てくれた彼女に、今度は僕が応えていかなくちゃいけないかなと。まあ、こう見えても(私は)女好きなんですけども、彼女を悲しませるようなことはできないなあ、したくないというのは本当の気持ちなので、ほかの気持ちがわいたときは、消します! 自分で。

 −−自信は?

 石田さん あります。多分、大丈夫だと思います!

 −−結婚して、けんかは?

 石田さん 彼女は原理原則がはっきりしているタイプで、そういう意味ではそこに忠実すぎて、「まあ、いいじゃない」というのが僕の役で、そこでちょっとけんかをするときはあります。

 理子さん 私は何も隠さず、いろんなことをお話したりしたいんですけども、(石田さんは)そこをオブラートに包みたいらしくて、なかなか言わないこともあるんです。私は全然(石田さんが)女の子とご飯行っても構わないんですけど、それを隠したがっちゃうんですよね。それが周りから情報が入ったり、私が発見したりすると「あえて言ってなかっただけで、隠してたわけじゃない」みたいなことを言う。「言ってくださいね」って言っても、やっぱり隠しちゃうみたいなことが何回かあって。でもそれはきっと、自分のポリシーでずっと変わることはないと思うので、こういう会話はずっと続くんだろうなと思います。

 −−(ほかの女性に)下心があるって思われてもおかしくないですよね?

 石田さん 全然ないです! あえて波風を立てなくてもという部分で。付き合い出したころから「携帯もどうぞ見てください」と言ってますんで。中には1、2回消したことはあるんですけど(笑い)。

 −−浮気はしないということで、報道陣の前で誓いのキスをしてもらえますか?

 理子さん それって全然誓いじゃ……。言ったところで変わるものではないと思うんですけど……。

 石田さん 一生、君だけを大切に守り続けるから。

 理子さん 大丈夫?

 石田さん 大丈夫。(とほおにキス)

 −−20年後の夢は?

 理子さん 2人で仲良く手をつないで歩きたいなと思います。

 石田さん 世界中のゴルフ場を2人で回りたいなと思っています。

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