機動戦士ガンダム：“幻の”大事典が復刻　TSUTAYAサイトで完全受注販売

　91年に発売され人気を集めた「機動戦士ガンダム大事典（一年戦争編）」が復刻される。ビデオレンタル大手のTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンスクラブ（CCC）が、販売サイト「TSUTAYAオンライン」で受注販売する。価格は5250円で、12月末まで予約注文を受け付けている。

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　「機動戦士ガンダム大事典（一年戦争編）」はB5判232ページ。79年のテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の放送中から劇場版公開にかけて数冊のムックを編集したアニメ誌「アニメック」編集部が91年4月に発行。テレビ放送中の作品解説やメカ、キャラクターの設定を基にしており、後に付け加えられた設定ではなく、あくまでも放送時の解説に特化している点が特徴。当時の雰囲気を伝える解説書として評価が高く、20周年記念を前にした98年にも復刻版が出版された。

　今回の復刻版は、CCCと元アニメック編集長の小牧雅伸さんが講師を務める城西国際大学メディア学部、キヤノンマーケティングジャパンなどが中心となって進めている産学協働プロジェクトの一環。個別のシリアルナンバーがふられ、作中に登場する「ホワイトベース」の内部図解と、大河原邦男さんが手がけたイラスト「停戦への道」が表裏となったB4サイズのポスターも付く。完全受注生産のため、注文から発送まで1～3週間かかる。（毎日新聞デジタル）