渡る世間は鬼ばかり:20年、第10シリーズでついに完結 平均21.3%、驚異のホームドラマ

10月スタートの第10シリーズで終了することが分かったドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)
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10月スタートの第10シリーズで終了することが分かったドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)

 長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)が10月14日から放送される新シリーズで終了することが26日、明らかになった。

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 「渡る世間は鬼ばかり」は、TBSの開局40周年記念ドラマとして、岡倉大吉と節子夫婦と5人の娘の物語を中心に、家族の成長や心の動きを描いたホームドラマ。橋田壽賀子さん脚本、石井ふく子プロデューサーのコンビで、泉ピン子さん、長山藍子さん、中田喜子さん、野村真美さん、藤田朋子さんの5人姉妹とえなりかずきさんらおなじみのキャストが20年間演じ続けてきた。途中で、岡倉夫妻役の藤岡琢也さんと山岡久乃さんが死去し、大吉役は宇津井健さんが引き継いでいる。第9シリーズまでの視聴率は平均21.3%という驚異的な記録を残している。

 石井プロデューサーは「毎回これで最後という気持ちでずっとやってまいりました。ファンの皆様にささえられてここまできましたが、今回はちょうど10作20周年を迎えるにあたり、これを一区切りとさせていただきます」とコメントしている。

 第10シリーズは10月14日午後9時から、来年9月までの放送予定。初回は2時間スペシャルでスタートする。(毎日新聞デジタル)

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