ミナミの帝王:千原ジュニア主演でドラマ化 イメージ一新「頑張って取り立てます」

スペシャルドラマ「ミナミの帝王」で出演する千原ジュニアさん(右)と大東俊介さん
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スペシャルドラマ「ミナミの帝王」で出演する千原ジュニアさん(右)と大東俊介さん

 長寿マンガ「ミナミの帝王」のスペシャルドラマが、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさん主演でテレビドラマ化されることが31日明らかになった。映画やVシネマ化で64作品を数える人気作で、主役の萬田銀次郎はこれまで竹内力さんのはまり役としてこてこてのヤクザ風のイメージだったが、今回は千原さんを起用し、スタイリッシュな役柄にイメージを一新。千原さんは「出演依頼が来た時は、恐れ多くてお断りしようと思いました」と恐縮しながらも「今までのミナミの帝王とはかなり違うと思いますが、頑張って取り立てますのでよろしくお願いします」とソフトな物腰でコメントしている。9月21日に関西テレビ系で放送される。

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 「ミナミの帝王」は、「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載中の原作・天王寺大さん、作画・郷力也さんのマンガが原作。コミックは計105巻を数えている。「利息は10日で1割の十一(といち)、逃げれば地獄まで取り立てに行く」という闇の貸金屋で、周囲から「ミナミの鬼」と恐れられる銀次郎は、今回のドラマではイメージを一新し、知的かつおしゃれな、女性受けするキャラクターに変身。“新生”銀次郎を千原さんが演じる。

 銀次郎にほれ込み舎弟となって“社会とカネ”について学ぶ坂上竜一は、けがから復帰後初のドラマとなる大東俊介さんが演じる。大東さんは「ジュニアさんの作る全く新しい銀次郎が楽しみ。原作と同じように愛される作品になるように、竜一頑張ります!」とコメントしている。

 千原さんや大東さんのほか、今回の銀次郎の客で、上司の不正のぬれぎぬを着せられて自殺する銀行員・今宮勉役で内田滋さん、その今宮に思いを寄せるヒロイン・平原咲子役で白石美帆さんなどが出演する。ドラマは9月21日に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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