アイドルグループ「AKB48」のメンバー48人が勢ぞろいする初の公認ゲーム「AKB1/48アイドルと恋したら…」(PSP)の発売が決定、発表会見にメンバー19人が登場した。センターの大島優子さんは「メンバーの中にはゲーマーが多いので、私たち自身がゲームになることがとってもうれしかった。みんなで喜んでいましたね」と語った。
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ゲームは、プロデューサーの秋元康さんの原案で、恋愛禁止条例が解禁されたAKB48のメンバーと恋愛ができるというシミュレーションゲーム。ゲームではメンバー全員がプレーヤーのことが好きという設定で、プレーヤーは、メンバー48人からの誘惑や愛の告白といった“障害”をかわし、最後の1人になるまで47人を振り続け、ヒロインとのハッピーエンドを目指すという異例の内容。全フルボイス仕様で、写真は1人につき2000枚以上を撮影、80分以上のムービー映像の中には、メンバー全員の告白シーンを収録されているといった豪華なゲームとなっている。
撮影について、河西智美さんは「写真では、ほれ顔とかキス顔とかを撮って恥ずかしかったのを覚えています」と話し、大島優子さんは「普段の自分という設定ですが、普段言わないことも言っちゃいましたね」と感想を語った。板野友美さんは「メンバーによって違うと思うんですが、私は大好きな海で告白シーンを撮りました。お弁当も持っていきましたよ」と笑顔で振り返った。
振られるシーンについては、河西さんは「彼の家まで行ったのに振られるんです。ショックですよね」と話すと、大島さんは「振られたときのがっかり具合も可愛いんでしょうね。私は振ってみたい。できれば、その子の目の前で振りたい。私たちだけでしかできませんけど」と笑うと、河西さんは「何てこというんですか!」と抗議していた。板野さんは「告白や振られるシーンは普通見られない。特に高橋みなみが見たいですね。想像できない」と興味津々だった。
秋元さんは「メンバー全員から愛を告白されたらどうなるか、という妄想をゲーム化いたしました。一人ずつ断っていって、最後に残ったのが、あなたの推しメン(推しているメンバー)です。何度もゲームをしたくなる要素がいっぱいです。メンバーは大変スケジュールが忙しいですが、丁寧にミニドラマを構成しております。ぜひ応援のほどよろしくお願いします」とビデオメッセージを寄せた。
同ゲームは12月23日発売予定。通常版は5229円、ゲームソフトのほかに未公開映像入りのUMD付き限定版は7329円、ゲームソフトとUMDのほかに各種スペシャルグッズが付く初回限定生産版は1万479円。AKB48仕様になったパールピンクのPSP本体同梱版は3万6729円。初回生産分には生写真などの特典が用意されている。(毎日新聞デジタル)