東京ゲームショウ:「信長の野望」の父シブサワ・コウさん10年ぶり登場 新作に意欲

東京ゲームショウに10年ぶりに登場したシブサワ・コウさん
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東京ゲームショウに10年ぶりに登場したシブサワ・コウさん

 戦国シミュレーションゲームの名作「信長の野望」の生みの親として知られるコーエーテクモゲームスのシブサワ・コウさんが16日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した東京ゲームショウのステージに新作ゲーム「仁王」のPRで10年ぶりに登場した。13年に30周年を迎える「信長の野望」について「これを機に一新して新しいシミュレーションゲームを作っていきたい」と抱負を語った。 

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 シブサワさんは、PS3本体と同時発売タイトルとして企画されながら発売延期されていたアクションゲーム「仁王」を紹介。「デッド オア アライブ」などを手がけたチームニンジャが開発を担当することを明かした。金髪碧眼(へきがん)の侍が戦国時代を舞台に活躍するストーリーになるという。発売時期などの詳細は未定。

 シブサワさんは、セクシーな演出でも知られる「デッド オア アライブ」など、チームニンジャの作品について、「キャラクターの切れのよさにほれ込んだ」と評価し、「親子でゲームを作るイメージ。違った年代で新しいゲームが作れるという気概を持って取り組んで生きたい」と意気込んだ。チームニンジャの早矢仕洋介プロデューサーも「『仁王』にはファンとして期待していたが、実際に作れる立場に立てたのはうれしい。シブサワさんは楽しく作れる最高のパートナー」と話していた。(毎日デジタル)

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