お笑いコンビ「キングオブコメディ」が27日、CDショップ「タワーレコード渋谷店」(東京都渋谷区)でお笑いトリオ「東京03」、お笑いコンビ「ラバーガール」とDVD発売合同イベントを開催。「キングオブコメディ」の今野浩喜さん(31)は優勝したキングオブコントの決勝戦を振り返り「全然緊張しなかった。前日も当日も天気が悪かった。僕は天気が悪いと眠くなるんです。本番も眠かった」とコメントし、他のメンバーを驚かせていた。
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イベントは「キングオブコメディ」の「キングオブコメディ第6回単独ライブ『葉桜』」、東京03の「第10回東京03単独ライブ『自分、自分、自分。』」、ラバーガールの「ラバーガール ソロライブ『キャット』」の発売に伴って開催され、ネタやトークショー、握手会などが行われた。いずれかのDVDを予約購入した150人のファンが来場した。
今野さんは「前の週にバナナマンさんのラジオに出てて、当日の様子を聞いていた。それを頭にインプットしていたから何とも思わなかった」と語り、相方の高橋健一さん(39)は「今野は本番前にDSをやりながら練習していた。オレとしてはまじめにやろうよって気持ちになったけど、(今野さんは)そういうふうにこっち(別のこと)に神経を集中しながらネタの練習ができたら、どんなハプニングが起きても乗り越えられると思って、それを実践していた。だから本番で僕が(せりふを)かんだりとか、あたふたしたりしても動揺しなかった」と絶賛したが、「こんなに相方(自分)がダメなのに、なんでしっかりしてんだよ!と思った」と逆ギレしていた。
「キングオブコント」で5位となった「ラバーガール」の大水洋介さん(27)は「薄い壁一枚隔てた隣でキングさんがずっと練習していた」と明かし、練習を重ねたにもかかわらず、本番で“かんで”しまった高橋さんに対し、今野さんをはじめ、他のメンバーは口々に「練習を重ねるごとに“かみ”が多くなっていく」「(高橋さんの)せりふが多い」「見てて冷や冷やした」などと突っ込むと、高橋さんは「王者の悪口を一斉に言うのはやめて!」と必死に抵抗していた。(毎日新聞デジタル)