ゲーム質問状:「ポケットモンスターブラック・ホワイト」 予約だけで188万本 体験イベントに12万人

「ポケットモンスターブラック・ホワイト」
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「ポケットモンスターブラック・ホワイト」

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、大人気シリーズ「ポケットモンスター」のDS向け最新作「ポケットモンスターブラック・ホワイト」です。ポケモンの福永晋さんに作品の魅力を聞きました。

ウナギノボリ

 −−ゲームの特徴とセールスポイントは?

 「ポケットモンスター」シリーズ4年ぶりの完全新作である本作では、100種類以上の新ポケモンが登場、主人公が冒険するのも「イッシュ地方」という、全く新しい舞台になっています。また、通信機能を使った遊びの充実や、グラフィックのクオリティ向上、3対3で戦えるトリプルバトルなどの新ゲームシステムなど、さまざまな新要素が満載なので、ポケモンファンはもちろん、今まであまりポケモンをやったことがない人でも楽しんでいただけると思います。

 −−今作のプロモーションにおける新施策などはありましたか?

 夏休み期間を中心に、「ポケモンサーチャーBW」という、新作ソフトがスペシャル映像と共に体験できる移動型アトラクションが、全国延べ200カ所以上を巡回し、約12万人の皆さんに楽しんでいただきました。これまでのポケモンのイベントは、特定の会場に、皆さんに来ていただくというスタイルでしたが、今回は、こちらから皆さんのところに出向いて行くことで、より多くの方々にポケモンの新作ソフトを体験していただきたいという思いから、実現したものです。

 また、発売日から10月18日までの期間限定で、新作ソフトに向けて、幻のポケモン「ビクティニ」に出会える特別な道具「リバティチケット」をWi−Fi通信などでプレゼントしたり、期間限定で、デックスお台場のマクドナルドを黒白を基調とした「ポケモンBWマック」にし、ソフトの発売日にお披露目、SKE48やWコロンをゲストに呼んでオープニングセレモニーを行ったり、といったことも、今作での大きなプロモーション施策の1つです。

 −−発売後の反響は?

 おかげさまで、先日、DSソフト史上最多の初週販売数となる255万本(メディアクリエイト調べ)を記録することができ、予約数も、同じくDSソフト史上最多の188万本に達しました。発売後、電車内や喫茶店などでプレーしている人をたくさん目にしましたが、夢中になってくれている姿を見ると、とてもうれしいものです。

 −−ファンへ一言。

 「ポケットモンスターブラック・ホワイト」は、ポケモンファンの子供たちはもちろん、子供のころにポケモンで遊んでいた大学生や社会人の皆さんにも、楽しんでいただける作品なので、さまざまな世代の方々に、ぜひプレーしていただきたいと思っております。これからもまた、この「ポケモン ブラック・ホワイト」に関連した新しい施策やキャンペーン等が登場しますので、オフィシャルサイトなどでチェックして、お楽しみ下さい。

 株式会社ポケモン 常務執行役員(宣伝企画部担当) 福永晋

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