アニメ調査:オタク系女子が選ぶ今秋放送開始のタイトル1位「バクマン。」

 今秋放送開始のテレビアニメでオタク文化に興味のある女性が最も見たいタイトルは、プロのマンガ家を目指す少年2人の青春ストーリーを描いたアニメ「バクマン。」であることが、携帯電話向けコンテンツを企画・運営するビジュアルワークス(東京都豊島区)がまとめた「注目の2010年秋新作アニメ調査」のアンケート結果で分かった。

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 調査は、9月24~29日に同社が運営するインターネットサイトで実施。オタク文化に興味を持つ女性を中心に812人の回答を得た。「2010年秋に放送開始のアニメの中で、あなたが見たいと思っているタイトルを全て選んでください」との問いでは、大場つぐみさん原作、小畑健さん作画のマンガを原作にプロのマンガ家を目指す少年2人の青春ストーリーを描くアニメ「バクマン。」がトップ。原作のファンをはじめ、同じ原作・作画コンビによる「DEATH NOTE」からのファンの支持も集めた。

 マンガ「バクマン。」は、「週刊少年ジャンプ」で連載されており、アニメは2日からNHK教育テレビで始まり、毎週土曜午後6時に放送中。何となく毎日を過ごしていた中学生・真城最高が、学年トップの秀才・高木秋人から「おれと組んでマンガ家になってくれ!」と誘われる。しかし、マンガ家だった叔父が死んでから、マンガ家になる夢を捨てていた最高は、それを断ってしまうも……というストーリー。

 2位は、毎週土曜深夜0時半にテレビ神奈川などで放送中の「薄桜鬼 碧血録(第2期)」。「2010年秋に放送開始のアニメの中で、あなたが特に注目しているタイトル」という質問では「バクマン。」を抑えて1位に輝いた。続く3位には、神永学さんのミステリー小説をアニメ化した「心霊探偵 八雲」(NHK−BS2、毎週日曜午後11時放送)が入った。

 調査では「1週間に何本のアニメを見るか」との問いに「3~4本」との回答が27%で最も多く、「新作アニメの放送を知るきっかけ」については「本・雑誌」が「テレビ」「PCサイト」などを抑えて1位だった。(毎日新聞デジタル)

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