破格の報酬に釣られ、とあるアルバイトに応募した10人の男女が、とんでもない実験に巻き込まれる心理サスペンス映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(中田秀夫監督)が16日に全国で公開される。人気作家・米澤穂信さんの小説を、藤原竜也さん、綾瀬はるかさんらホリプロに所属する豪華俳優陣で映画化した。「リング」などで知られるジャパニーズホラー界のトップクリエーターでハリウッドにも進出している中田監督がメガホンをとった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
フリーターの結城(藤原さん)は、元会社員の祥子(綾瀬さん)から、時給11万2000円という超破格のアルバイトを教えられる。そのアルバイトは、「暗鬼館」と名づけられた謎の施設で7日間を過ごし、人間がどのような行動をとるかを調べるという心理学の実験だった。集まったのは、結城と祥子のほかに建設会社の元社長(北大路欣也さん)やウェブデザイナー(石原さとみさん)ら合計で男女10人。2日目に銃殺による死者が出て、互いに疑心暗鬼となり、サバイバルゲームの様相を呈していく……。
実験が開始されるや次々と殺されていく“被験者”たち。誰が犠牲となり、誰が勝ち残るのか。そして、そもそも実験者の真意とは? それらは本編を見ていただくとして、どうやら暗鬼館は、現代社会の縮図らしい。うわさによって疑心暗鬼になり、やがて抜き差しならない状況に追い込まれていく人間の愚かさ、大金を前に理性を失う人間の弱さ、それらがこの話には描かれている。
その他、出演は阿部力さん、平山あやさん、大野拓朗さん、石井正則さん、武田真治さん、片平なぎささん。芸達者な10人による、だまし、だまされのサバイバルゲーム。「2時間ドラマの女王」の異名をとる片平さんのキャラクター設定にはニヤリとさせられる。16日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
11月20日に初フォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売したテレビ東京の田中瞳アナウンサー。「視聴者の皆さんはもちろん、制作側にも信頼されるアナウンサーになりたい」と語る…
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…