検事・鬼島平八郎:初回視聴率9.0% 浜ちゃん、9年ぶり連ドラ主演 巨悪暴く検事に

「検事・鬼島平八郎」の1シーン=テレビ朝日提供
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「検事・鬼島平八郎」の1シーン=テレビ朝日提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんが、01年放送の「明日があるさ」(日本テレビ系)以来9年ぶりの連続ドラマ主演となる「検事・鬼島平八郎」(ABC、テレビ朝日系)の第1回が22日放送され、平均視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、鍋島雅治さん作、池辺かつみさん画のマンガ「東京地検特捜部長 鬼島平八郎」(小池書院)が原作。浜田さん演じるのは、44歳にして新人という異色の経歴を持つ、とある地方検察庁の検事・鬼島平八郎。豊富な社会経験に裏付けられた「庶民感覚」を持って、大人の事情や理不尽な圧力には決して屈せずに事件を解決、中央政界に潜む巨悪にも迫るというヒューマンドラマ。鬼島とは正反対の生き方をするエリート女性検事・森本真紀役に内田有紀さん、事件を追う鬼島の元に突然現れる謎の男、安東正親役でビートたけしさんがレギュラー出演することでも話題となっている。

 第1話は、地元の樋村建設の経理課長・三沢輝男(津田寛治さん)の500万円横領事件を担当する真紀の取り調べに立ち会った鬼島が、真紀を無視して自分の判断で処分の保留を決めてしまう。「あの人、絶対ウソついてますやん」。検事の仕事は起訴することという「司法の常識」をみじんも気にせず真実を知ろうとする鬼島は、あぜんとする真紀を尻目に事件を調べ直そうとするのだが……というストーリー。

 「ABC創立60周年記念ドラマ」として制作され、西山茉希さん、濱田岳さん、松重豊さん、西村雅彦さんらも出演するほか、容疑者役でも豪華キャストが続々と登場する。毎週金曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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