ミュージカル「テニスの王子様」初のサポーターズクラブ結成記念イベント「テニミュサポーターズクラブ プレミアムパーティーvol.0」とセカンドシーズンの製作発表会が3日、JCB HALL(東京都文京区)で開かれた。セカンドシーズンの新キャストがお披露目されることもあり、3回公演で5000人を超えるサポーターが詰め掛けた。新キャストが登場すると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が起こった。
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「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、新シリーズが「ジャンプSQ.」(同)で連載中のマンガ「テニスの王子様」の舞台版。「テニミュ」の愛称で呼ばれ、7年間の累計動員数で100万人超を記録している。5月に横浜アリーナで行われた「コンサート Dream Live 7th」でファーストシーズンが終了したが、新キャストで11年からセカンドシーズンの公演をスタートする。
記念イベントでは、セカンドシーズンの新キャストの合宿の様子などドキュメンタリー映像が流れ、新キャストによる芝居パートが披露された。
製作発表会では、「テニミュ」のエグゼクティブプロデューサーを務めるネルケプランニングの松田誠社長や「ジャンプSQ.」の嶋智之編集長があいさつ。スペシャルゲストとして原作者の許斐剛さんが登場すると、会場のボルテージは最高潮に達した。許斐さんは「セカンドをすごく楽しみにしていた。2年半前に週刊連載を終わらせた後にも、何度もミュージカルに足を運んだが、キャストの姿を見てテニミュの追い風にならなくてはと思い、再度連載を始めた。キャラクターがイキイキしていて原作にもとても忠実な点が魅力」と話した。
その後の質疑応答で、セカンドシーズンへの意気込みを聞かれると、主人公・越前リョーマ役の小越勇輝さんは「一人一人の個性を生かしつつ、チームワークの良さを見せていきたい」と語り、手塚国光役の和田琢磨さんは「もっと練習に励み、青学(せいがく)を全国大会に連れて行きます」と力強く宣言した。
セカンドシーズンは、11年1月5日にJCB HALLで公演開始。その後、19日から会場を大阪メルパルクホール(大阪市)に移して公演し、26日から再び東京にもどり、日本青年館(新宿区)で凱旋公演を行う。(毎日新聞デジタル)
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