竹野内豊:過酷ジャングルのロケで激やせ 井上真央も「心配した」と 映画「太平洋の奇跡」会見

映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」の製作報告会見に登場した竹野内豊さん
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映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」の製作報告会見に登場した竹野内豊さん

 俳優の竹野内豊さんが9日、東京都内で主演映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」の製作報告会見に、ショーン・マクゴーバンさん、井上真央さん、山田孝之さんらとともに出席。映画は太平洋戦争の激戦地・サイパン島での戦いを描いた超大作で、主人公の大場栄大尉を演じた竹野内さんは、約2カ月にわたるタイのジャングルでのロケについて、「非常に過酷でした。想像を絶してました。日中は体感で40度以上に気温が上がる中で走ったこともあった」と振り返った。井上さんは「会うたびに、みるみるやせていく大尉が心配でした」、山田さんも「可哀そうでした。どんどんやせて、目がギョロギョロしていって、大丈夫だろうかと」と話していた。

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 「太平洋の奇跡」は、太平洋戦争末期に、激戦地のサイパン島で、たった47人の日本兵を率いてアメリカ軍に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いたという大場大尉の実話を映画化。日本パートを平山秀幸監督、米国パートをチェリン・グラック監督が担当するなど、日米双方の視点から、サイパン島の戦いを描いていく。主人公・大場大尉を竹野内さんが演じ、井上さん、山田さんのほか、唐沢寿明さん、中嶋朋子さんらも出演。マクゴーバンさんは、日本に留学経験のある米兵、ハーマン・ルイス大尉を演じている。日米開戦から70年を迎える11年、2月11日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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