ビート・クルセイダーズ:ボーカルがマンガ原作に挑戦 QRコードで音楽配信も

「ロッカフェラー・スカンク」のイラスト(c)ヒダカトオル/三数鬼ライオット/秋田書店
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「ロッカフェラー・スカンク」のイラスト(c)ヒダカトオル/三数鬼ライオット/秋田書店

 9月に解散したロックバンド「BEAT CRUSADERS(ビート・クルセイダーズ)」のボーカル・ヒダカトオルさんが原作を担当し、QRコードを利用して実際に音楽を聞かせるという異色の音楽マンガ「ロッカフェラー・スカンク」(三数鬼ライオット画)の連載が、6日発売の「月刊少年チャンピオン」(秋田書店)12月号で始まった。配信曲の作曲・演奏も担当したヒダカさんは「バンドを始めたい人も、音楽が大好きという人にも、楽しんでもらえるようにがんばります」とコメントしている。

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 ビート・クルセイダーズは、97年に結成し、04年にメジャーデビューを果たしたが、10年9月に解散した。ヒダカさんは68年生まれで、解散後は個人の音楽活動を続けながら、アーティストに楽曲を提供するなどしている。ヒダカさんは、同じアーティストで「電気グルーヴ」のピエール瀧さん原作のマンガ「樹海少年ZOO1(ずーいち)」などを見て、マンガの原作に興味を持ったといい、月刊少年チャンピオンの編集部からヒダカさんへ音楽マンガの依頼があって、連載が実現したという。

 「ロッカフェラー・スカンク」は、日本最大のレコードレーベルの会長を祖父に持つカケルが、曲を作るのだが、批評が怖くてインターネットに公開できないままだった。しかし、祖父の死とともに予想できないことが起きる……というストーリー。マンガには、各所にQRコードが掲載されており、楽器の音やマンガのシーンに合わせたBGM(ヒダカさん監修)が携帯電話などから聞ける。(毎日新聞デジタル)

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