前サッカー日本代表監督の岡田武史さんが15日、胃腸薬「ガストール」のテレビCM発表会に登場した。初CMとなる岡田さんは、流行語大賞にノミネートされた「岡ちゃん、ごめんね」について、「いまさら謝ってもらっても……」とぼやきながら、「実はネットで言われていることも知らなかった」と明かした。
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ガストールは、96年から発売しているエスエス製薬の胃腸薬で、胃酸分泌をブロックする成分「M1ブロッカー」を配合している。W杯で日本をベスト16に導いた岡田さんが、全国の胃痛に悩む人たちを応援するシンボルとしてふさわしいとして、CM出演が決定。CMでは、スタジアムで遠くを見ている岡田さんが、「2010年 日本でもっとも 胃が痛かった男?」というスーパーとともに登場。緊張がほぐれた岡田さんが最後に「よくがんばってくれたと思いますよ」と語る……という内容。CMは16日から放送予定。
15日の発表会に登場した岡田さんは、初のCM出演について「照れくさかった。放送されるけれど、家族には言わない。ボロかすに言われるから」と笑顔を見せた。ガストールをあげたい人については「誰を言っても波紋がありそう」と言いながら、「オバマ大統領。当選したころの輝きが最近ないなと思う」とジョークも飛ばしていた。また今後の監督就任について「今は(オファーが来ても)断っている。やってやろうと思ったらやるかもしれないし、先は分からない」と明言を避けた。
同社では、「胃痛話」をツイッターで募集し、賞金120万円(イツー)と岡田さんの応援メッセージ入りTシャツをプレゼントするキャンペーン「胃痛オブ・ザ・イヤー2010」を実施している。特設サイト(http://itsu2010.jp/)も開設した。(毎日新聞デジタル)