バクマン。:真城最高役の声優 阿部敦さん 熱血とクールの切り替え「熱血に共感」

声優・阿部敦さんが演じるキャラクター「真城最高」(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro
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声優・阿部敦さんが演じるキャラクター「真城最高」(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro

 NHK教育テレビで放送中のアニメ「バクマン。」(土曜午後6時~)。マンガ家を目指す少年コンビの作画を担当する真城最高(ましろ・もりたか)を演じる声優の阿部敦さんに、作品の魅力、演じるときのポイントを聞いた。

ウナギノボリ

 −−阿部さんの思う「バクマン。」のポイントと魅力は?

 日々をなんとなく過ごしていた真城最高は、ある日クラスメートの高木秋人から「オレと一緒にマンガ家になってくれ。」と言われ、あこがれの同級生、亜豆への思いも交差して、マンガ家になる決意をする。少年マンガの熱さと現実的な設定がうまく融合している、とても面白い作品です。色々な年代の人に見ていただきたいアニメですね。

 −−最高と秋人はどんなキャラクターで、どの点が好きでしょうか?

 最高はとてもクールで皮肉屋ですが、実は人一倍負けず嫌いであり、ロマンチストな面があります。絵がうまいところは純粋にあこがれますし、熱血な部分は、共感できますね。秋人は学年1位の秀才ですが、意外とお調子者で感情の起伏が激しかったりします。でも、2人のときは、いい意味でアクセルになっていたりする。とても頼れるキャラですね。

 −−最高を演じる時に心がけていることは?

 普段クールなのですが、亜豆のことになるとロマンチスト全開だったり、マンガのことになると一気に熱くなったりと、幅がとても広いキャラクターです。なので基本はクールにやりつつも、感情の盛り上がるときはすばやく切り替える瞬発力が求められるので、そこに気をつけていますね。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 マンガ家を本気で目指し始めた2人にいろいろな困難がふりかかります。ライバルの登場だったり、作品の方向性で悩んだり……。でも2人はあきらめずに前へ進んでいきますので、ぜひ見守ってあげて下さい。

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