堂本光一:「滞空時間長いなー」 舞台「七人の侍」で空中パフォーマンス披露

 ファッションデザイナーの山本寛斎さん(66)の監督・総指揮で、アイドルデュオ「KinKi Kids」の堂本光一さん(31)や女優の仲里依紗さん(21)らが出演する舞台「KANSAI SUPER SHOW七人の侍」初日公演が20日、有明コロシアム(東京都江東区)であり、堂本さんら出演者が、公演直前の会見に応じた。劇の中では堂本さんが空を飛ぶ演出があり、堂本さんが「滞空時間が長いなーと思いました。今回は危険だと思われるようなこともやらせてもらっているので、楽しみにしていてください」と話すと、山本さんは「めいっぱい、思い切って飛んでほしい」とハッパをかけた。

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 舞台は、93年から「KANSAI SUPER SHOW」と題して、山本さんが国内やロシア、ベトナムなどで開いているファッション、音楽、舞台芸術を合わせたパフォーミング・アートイベント。最新作は、黒澤明監督の映画「七人の侍」をモチーフに、3年がかりで作り上げたスペクタクル作品となっている。暗黒総統(山本さん)に希望の炎を奪われた暗黒の世界に、光一(堂本さん)、里依紗(仲さん)ら7人の勇者が現れ、希望の炎を奪い返す戦いを繰り広げる……という物語。2人のほか、元格闘家の魔裟斗さん(31)、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(49)、コンテンポラリーダンサーの森山開次さん(36)、元体操選手でタレントの池谷幸雄さん(40)、俳優の柄本明さん(62)が「七人の侍」役で、衣装は山本さんが世界を旅して集めた布や装飾品を使ってデザインしたオリジナル。

 会見では、山本さんが「世界の水準でやっていく。日本のお客様にはやりすぎかと思われる演出があったらお許しください」と挑戦的な言葉で出演者らを鼓舞。堂本さんも「個性あふれる役者がそろっていて、それぞれの色が際立っている。自分の色をしっかり出していかないといけない。今日は思い切りやらせてもらいます」と意気込み、仲さんは「すごく緊張しているので、周りの足を引っ張らないようにしたい。(水を使う演出があり)濡れてしまうと思いますが、覚悟して楽しんでください」とこちらもやる気をみせていた。

 公演は11月20、21の両日、有明コロシアムで午後1時と同6時の各2回行われる。S席1万円、A席6000円。(毎日新聞デジタル)

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