ジュノン・スーパーボーイ:宮城県の高3、上遠野太洸さんがグランプリ 1万5132人の頂点に

「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリに選ばれた上遠野太洸さん
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「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリに選ばれた上遠野太洸さん

 女性ファッション誌「ジュノン」(主婦と生活社)の美男子コンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が23日開かれ、宮城県の高校3年、上遠野太洸(かとおの・たいこう)さん(17)がグランプリに輝いた。上遠野さんは「すごくびっくりしてます。支えてくれたみなさん本当にありがとうございました」と瞳をうるませながら喜びを語り、「一番近くで支えてくれた母親にありがとうと伝えたいです。お母さん、ありがとう!」と呼び掛けていた。

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 同コンテストは、「ジュノン」創刊15周年特別企画として1988年にスタートし、これまでに武田真治さんや伊藤英明さん、小池徹平さん、溝端淳平さんらを輩出してきた。23回目となる今回は、芸能事務所などに所属していない13~22歳の男性1万5132人が応募した。

 最終選考会には、3次選考を通過した10人に敗者復活の2人を加えた計12人が参加。上遠野さんは身長171センチ、体重60キロで血液型はA型。準グランプリには、同じ宮城県の高校2年、黒羽麻璃央さん(17)が選ばれた。

 俳優の沢村一樹さんやタレントのミッツ・マングローブさんらが審査員を務めたほか、同コンテスト出身の小池さんや溝端さん、山本裕典さん、三浦翔平さん、市川知宏さんも特別ゲストで登場した。

 会見した上遠野さんは、「正直まだ実感がない。最後の発表で自分の名前が呼ばれて、すごくびっくりしました」と驚きの表情で、母とその友人が応募し、2次選考の1週間前に初めて知らされたといい、「(母親は)きっかけを作ってくれたし、昨日の夜も『明日はがんばりな』と励ましてくれた。ここまで来られたのは、背中を押してくれたお母さんのおかげ」と改めて感謝の言葉を述べた。

 また、ミッツさんは「ダントツというかね。クールを装ってるんだけど、その裏の顔がすごく見えてよかった」といい、益若つばささんは「一番ギャップがあった。待ってる時とか、すごくおどおどしてて人柄がいいなと思ったのと、やる時はやるギャップが男らしかった」と絶賛した。

 上遠野さんは「小池徹平さんになりたいです。ぼくと違って笑顔がすてきだし、歌もうまいし演技もできるので、本当にあこがれです」と目標を語った。賞金50万円は「今日の交通費と、友達に焼き肉おごってと言われてるので、それも実現したい。残ったら(大学の)受験料にしたい。それでも残ったら、とっときます」と笑顔を見せた。(毎日新聞デジタル)

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