年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を発掘する「国民的美魔女コンテスト」の初代グランプリに27日、選ばれた41歳のビューティーセラピスト・草間淑江さん。当日は夫に「自分のそのままの姿でやってくればいいよと言われた」と送り出されたというが、このコンテストをきっかけに国民的美少女コンテストで知られる「オスカープロモーション」で芸能界デビューすることになった。目標とする人を聞かれると同じオスカー所属の米倉涼子さんを挙げ「米倉さんにあこがれています。サバサバしていて品があって、健康的な美しさがある」と夢見心地だった。
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草間さんは東京都出身で身長165センチ、体重47キロ。趣味はゴルフで、最終審査で人に負けたくないものを問われて「ゴルフのスコア」と答えていた。草間さんは受賞の喜びを「夢のようで信じられない。(喜びを)母に伝えたい。私をここまで一人で育ててくれた」と話した。また、草間さんは「多逢聖因縁尋機妙(たほうしょういんえんじんきみょう)=「いい人に交わっていると良い結果に恵まれる」の意味=といつも思っています。その言葉を信じてやってきました。今、このタイミングで(その言葉を)実感しています」と述べた。子どもはいないという。
「国民的美魔女コンテスト」は、ビューティ雑誌「美 STORY」(光文社)が主催するコンテストで、今回が初開催。外見の美しさと内面の美しさを兼ね備え、年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を“美魔女”として発掘し、日本一を決定する。来年も開催予定。
準グランプリには37歳のショップバイヤー&スタイリスト・田澤友子さんが選ばれた。草間さんと田澤さんはともにオスカーに所属する。また「おっぱい美魔女賞」に39歳の主婦・高津麗奈さん、「腸美魔女賞」に38歳の主婦・澤登晴香さん、「美肌魔女賞」に38歳の派遣社員でライター、モデルの藤井まゆみさんが輝いた。
この日の最終選考会には2500人の応募者の中から21人がファイナリストとして選出され、自己紹介や、パーティードレスでのウォーキング、審査員からの質疑応答でアピール。グランプリは、公式サイトによる一般投票と最終選考会での審査員の投票で決定した。審査員には、音楽プロデューサーの松任谷正隆さん(59)、女性の美を競う「ミス・ユニバース・ジャパン」のナショナル・ディレクターとして知られるイネス・リグロンさん(48)らが名を連ねた。ファイナリストは「Team 美魔女」を結成し、その活動で得たギャランティーの5%をユニセフ活動に寄付する。(毎日新聞デジタル)