元「モーニング娘。」メンバーで歌手の安倍なつみさん(29)が22日、主演舞台「安倍内閣」の初日を迎え、東京・下北沢の本多劇場(世田谷区)で公開稽古を行った。モーニング姿で取材に応じた安倍さんは、役づくりで安倍晋三元首相に話を聞き、「言葉に責任感を持って発言しなさい」とアドバイスをされたというエピソードを披露。実際首相になったら?と聞かれ、「食の安全を何とかします」と力強く“公約”した。
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舞台は、将来を嘱望された若手政治家(風間トオルさん)と結婚した安倍ナツミ(安倍さん)だったが、総選挙の公示直前に夫を亡くなしてしまう。弔い選挙の打診を断ったナツミの前に、死んだはずの夫が幽霊になって現れ、「一緒に政界のトップを目指そう!」と励ます……という物語。
元「モーニング娘。」の保田圭さんと久住小春さんと舞台で久々に共演する安倍さんは「先輩なので『ちゃんとしなきゃ』という気持ちもあったけど、仲間なのですごく心強かった」と話した。舞台初挑戦となる久住さんについては「あの子はあんまり緊張していない。間など『こうしたらいいんじゃない?』とアドバイスをしました」と振り返った。舞台の見どころは「全体に笑いやぐっとぐるところがある。(386席と小規模な劇場ならではの)生っぽさも楽しんで」とアピールした。27日まで、同劇場で上演される。(毎日新聞デジタル)