M-1グランプリ:「笑い飯」ラストチャンスで悲願の初優勝 「パンクブーブー」連覇ならず

「M-1グランプリ」で悲願の初優勝を果たした「笑い飯」
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「M-1グランプリ」で悲願の初優勝を果たした「笑い飯」

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の決勝戦が26日、六本木ヒルズ(東京都港区)のテレビ朝日スタジオで行われ、「笑い飯」が悲願の優勝を果たし、10代目の王者の座についた。2人は、「やったー」とガッツポーズをし、哲夫さんは昨年の下ネタを「やらんでよかった」と振り返り、西田幸治さんは「やっとです。やっと取れました」と涙を浮かべていた。

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 10年目の今年が最後の開催となる決勝には、9回目の決勝進出を決めた「笑い飯」、同じく10回目の挑戦となる「ナイツ」、09年の決勝で5位となった「ハライチ」のほか、初進出の「カナリア」「ジャルジャル」「スリムクラブ」「銀シャリ」「ピース」が出場。決勝進出の最後の1枠をかけた敗者復活戦は、09年王者の「パンクブーブー」が勝ち抜き、最後の決勝のいすを勝ち取った。決勝では、「パンクブーブー」と「笑い飯」が668点、「スリムクラブ」が644点で最終決戦進出を決めた。

 審査員は、大会委員長を務める島田紳助さん(54)、9年連続となる「中田カウス・ボタン」の中田カウスさん(61)、9度目となる「ダウンタウン」の松本人志さん(47)、05年以来5度目となる渡辺正行さん(54)、06年以来4年ぶりとなる「ウッチャンナンチャン」の南原清隆さん(45)のほか、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(40)と「さまぁ~ず」の大竹一樹さん(43)が初の審査員となった。

 「M−1グランプリ」は、結成10年以内のコンビであれば、プロ、アマ問わず参加できる漫才コンテストで、01年にスタートし、今年で10回目。優勝したグループには賞金1000万円が贈られる。今年は史上最多の4835組がエントリーし、両国国技館(東京都墨田区)で行われた準決勝には24組が出場した。(毎日新聞デジタル)

【決勝の結果】

「パンクブーブー」668点/「笑い飯」668点/「スリムクラブ」644点/「ピース」629点/「銀シャリ」627点/「ナイツ」626点/「ハライチ」620点/「ジャルジャル」606点/「カナリア」592点

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