浅草を代表するお笑いコンビの「ナイツ」「Wコロン」「ロケット団」の3組が一堂に会した「浅草三銃士」(アニプレックス)のライブDVDの発売を記念して7日、タワーレコード新宿店(東京都新宿区)でスペシャルイベントが開かれた。「Wコロン」のねづっちさんは「浅草の若手が整っちゃいました。芸風全然違うんですが、古くささが共通点」と話した。報道陣からなぞかけを持ちかけられると「大相撲とかけまして、壊れたエレベーターと解く、その心は、各階押せん(角界汚染)!」と辛口で、「復活してほしい。それこそ仕切り直しが大事ですね」とオチを付けた。
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昨年真打ちに昇進し、M-1グランプリ3年連続ファイナリストとなった「ナイツ」の塙宣之さんは「兄(はなわさん)が相撲好きタレントとしてコメントしてましたね。相撲協会にはしっかりしてもらいたい。二つの意味で、めいる(メール)……」と話し、木曽さんちゅうさんは「ふんどし締め直してほしいですね」とうなずいていた。
同DVDは、浅草漫才協会の山形弁漫才の「ロケット団」と「ナイツ」、「Wコロン」が10年10月に横浜にぎわい座(横浜市中区)で行ったライブを収録。木曽さんは「この3組が囲み取材されてるなんて、違和感があるけどありがたい」と話し、塙さんは「明日のヤホーニュースには出るんじゃないですかね」と喜んだ。「ロケット団」の三浦昌朗さんは「僕らだって寄席では大活躍してますよ。昨年は700回舞台に出ました」とアピールし、ねづっちさんは「『浅草三銃士』とかけまして、渓流釣りと解く、その心は、やっぱり川ないとね(買わないとね)」とととのえ、DVDをPRしていた。
イベントでは、DVD購入者150人のファンに向けてトークショー握手会と行った。同DVDは3990円、1月26日から発売中。(毎日新聞デジタル)