歌手活動を休止している歌手の中島美嘉さんが、4月から半年ぶりに活動を再開することが10日、明らかになった。復帰第1作のシングル「Dear」が映画「八日目の蝉」の主題歌になることも決まった。
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中島さんは、「耳管開放症」のため、昨年10月下旬から音楽活動を休止。「納得できる歌が歌えないぐらいに悪化してしまい、治療に専念したい」という理由から、10月の大阪城ホール(大阪市中央区)、11月の日本武道館(東京都千代田区)で予定していた10周年記念ライブを中止した。だが、「ライブを楽しみにしてくれていたファンにおわびしたい」と本人の強い希望で中止した全公演分、会場に姿を現し、コメントしていた。
活動再開後、初めてリリースする新曲「Dear」は、4月29日に公開される女優の井上真央さんや永作博美さんが出演する映画「八日目の蝉」(成島出監督)の主題歌に決定した。CDは4月27日にリリースされる。「Dear」は中島さん王道の感動的なバラードに仕上がっているという。カップリング曲は中止になった大阪城ホールで中島さんがあいさつをした際、会場に集まったファンたちが大合唱したという「A MIRACLE FOR YOU」をアレンジし直して、再レコーディングした。さらに、4月22日から全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2011【THE ONLY STAR】」がスタート。サンシティ越谷(埼玉県越谷市)を皮切りに7月まで全33公演を行う。
中島さんは「昨年、休養発表をした際にファンの方や関係者の方からたくさんの温かい励ましをいただきました。みなさんのお陰で必ずあの舞台に戻る!という決意が揺らぐことはありませんでした」と療養期間について振り返り、「4月からの全国ツアーではいつものように毎回激しく緊張するかと思いますが、私にとってライブは感謝を直接伝えられる場所。恩返しのつもりで私のベストを出したいと思います。特に気持ちは100%出し切るつもりで頑張ります。一緒に幸せになれたら最高です!」と決意を新たにしている。
「八日目の蝉」は直木賞作家・角田光代さんの初の長編サスペンスが原作。10年にNHKでドラマ化されている。不実な男を愛し、母となることがかなわない希和子(永作さん)は相手の男と妻との間にできた赤ちゃんを連れ去り4歳まで愛情いっぱいに育てた。実の両親の元に戻っても普通の生活は望めず、心を閉ざしたまま大学生になった恵理菜(井上さん)はある日、自分が妊娠したことに気づく。相手は、希和子と同じく家庭を持つ男だった。過去と向き合うために、かつて母と慕った希和子と暮らす小豆島へと向かった恵理菜が、そこで知った衝撃の真実とは……というストーリー。中島さんは「登場する方たちがそれぞれ長い間、秘密を抱えてその痛みが愛に変わっていく。心の深いところでの人と人のつながりというものを感じられました。そんな素晴らしい映画のお手伝いをさせていただけることをとても光栄に思い、精いっぱい頑張らせていただきます」と主題歌を担当する喜びを語っている。(毎日新聞デジタル)
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