ベッキー:来日パンダ命名するなら「ゴリラちゃん」

DVDシリーズ「やさぐれぱんだ」の新作「笹盤」と「竹盤」に出演するベッキーさん
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DVDシリーズ「やさぐれぱんだ」の新作「笹盤」と「竹盤」に出演するベッキーさん

 ひねくれたパンダ(声・生瀬勝久さん)と青年(同・堺雅人さん)が織り成す不条理なコントが人気を集めたDVDシリーズ「やさぐれぱんだ」の新作が25日に発売されることになり、堺さんに代わり新たにパンダの相手役を務めることになったベッキーさんがこのほどインタビューに応じた。業界でもパンダ好きで知られるベッキーさん。中国から貸与され東京・上野動物園に到着したばかりの2頭のパンダの命名について「あえてゴリラちゃんとか(笑い)。パンダって言ってるのに、『ゴリラちゃーん、ゴリラちゃーん』って。新しいと思います」と中国らしい名前ではなく新機軸を提案した。

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 ベッキーさんはパンダの名前について「リンリンとかカンカンとか続ける名前じゃなくて、新しい方向に行ってほしい。レンタルだろうけど中国らしさは別にいいんじゃないかな」と冗談交じりに答えた。

 「やさぐれぱんだ」は、シリーズ累計54万部を突破する山賊さんの同名マンガが原作。堀部圭亮さんが脚本・監督を担当し、「金盤」「銀盤」が既に発売されており、生瀬さんが声を務めるひねくれた巨大なパンダと、堺さん演じる青年との掛け合いが人気を集めたDVDシリーズ。ベッキーさんは第3、4弾となる今回の「笹盤」と「竹盤」の2作品に起用。「すごく楽な気持ちで見られるコント集だと思います。本当におしゃれな作品に出られて幸せ。すごくおしゃれだから、原宿を歩いてる人に堂々と渡せるくらい(笑い)。できたてホヤホヤの今、見ていただければと思います」とPRしている。

 堀部さんの大ファンというベッキーさんは、監督の名前を聞いて出演を即決。「現場の雰囲気は本当にやわらかくて、スタッフさんも私がレギュラー番組でご一緒してる方ばかり。みんな知り合いみたいな感じで、ファミリー感がありました」とリラックスして臨めた様子。子どものころからコントがやりたかったというほどのコント好きだといい、「おしゃれなショートフィルムを撮ってると思っていたら、撮影が終わった後にコント集だって知ったんです(笑い)。でも、コントって言われたら力が入っていたと思うので、逆に肩の力が抜けてよかったのかな」と笑顔で振り返った。

 生瀬さんとの掛け合いについても「生瀬さんがアドリブをちょこちょこ投げてくれるので、それに対抗するのがおもしろかった」とにっこり。暴言をはくシーンもあるが、「『やめろ!』とか、たまに男言葉が出ちゃうんですけど、普段は言えないので、すごく気持ちがいい。スカッとしますね」と楽しげ。「やさぐれぱんだ」のような人がいたら?との質問には「とりあえず話を聞いて、私流のポジティブな考えをふわっと言います。押し付けるのは好きじゃないので。でも、四六時中やさぐれてる人とは友達にはならないかな。ずっとネガティブな人はわたしを好きになってくれないと思うし」と苦笑いしていた。

 「やさぐれぱんだ~笹盤」「~竹盤」はいずれも2940円で25日発売予定。(毎日新聞デジタル)

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