のぼうの城:石田三成が壁紙に 人気ゲーム「戦国無双」とコラボ

映画「のぼうの城」と人気ゲーム「戦国無双3」のコラボで実現した戦国武将・石田三成の壁紙 (c)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ (c)TECMO KOEI GAMES CO. LTD. All rights reserved.
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映画「のぼうの城」と人気ゲーム「戦国無双3」のコラボで実現した戦国武将・石田三成の壁紙 (c)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ (c)TECMO KOEI GAMES CO. LTD. All rights reserved.

 狂言師の野村萬斎さん(44)主演で9月に公開される時代劇映画「のぼうの城」(犬童一心・樋口真嗣監督)が、リアルなCGグラフィックで人気のアクションゲーム「戦国無双3」とコラボレートし、両作に登場する戦国武将・石田三成がPC壁紙となることが分かった。

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 左に「戦国無双3」、右に「のぼうの城」でのキャラクタービジュアルが配置されたもので、双方の公式サイトでダウンロードできる。映画ではタレントの上地雄輔さん(31)が演じる石田三成は、天下統一を目前にした豊臣秀吉の命を受け、2万の軍勢を率いて忍城(おしじょう)に「水攻め」戦術を仕掛け、たぐいまれなカリスマ性で500人余りの忍城軍を束ねる“のぼう様”を窮地に追い込む。一方、「戦国無双」シリーズでは、高い志を抱きながらも感情表現が苦手で敵を作りやすい若武者として描かれ、シリーズ屈指の人気キャラクターとなった。

 映画「のぼうの城」は、累計117万部を記録した和田竜さんのベストセラー歴史小説を8年かけて実写化した超大作。豊臣秀吉が唯一落とせなかった城・忍城にまつわる実話が基になっており、08年にはマンガ「美味しんぼ」の花咲アキラさん作画でマンガ化もされた。戦国時代末期、民衆から“でくの坊”を揶揄(やゆ)した「のぼう様」の名で親しまれた忍城の城代・成田長親(野村さん)が、500人余りの軍勢で豊臣秀吉(市村正親さん)の大軍2万に挑む……というストーリー。

 「忍城軍」は野村さんのほか、甲斐姫を榮倉奈々さん、侍大将を佐藤浩市さん、自称「軍略の天才」を成宮寛貴さんが演じ、豊臣秀吉率いる「天下軍」は上地さんのほか、三成の盟友・大谷吉継を山田孝之さん、参謀・長束正家を平岳大さんが演じる。9月17日から全国東宝系で公開予定。公式モバイルサイトでも、「のぼうの城」をモチーフにしたデコメ・アバターポスター待ち受け画などが配信されている。

 「戦国無双」シリーズは、戦国時代に活躍した名だたる武将たちをドラマチックに描く戦略アクションゲーム。プレーヤーは織田信長や真田幸村といった戦国武将を操作し、戦場に群がる敵をなぎ倒すことで“一騎当千の爽快感”を味わえる。「戦国無双3」では、映画「のぼうの城」に登場する甲斐姫が初登場。映画で描かれる忍城の戦いも含め、武田氏、上杉氏、北条氏が争う戦国前期から大坂の陣までの壮大なシナリオを堪能できる。(毎日新聞デジタル) 

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