へうげもの:中島誠之助さんが“本物”を解説 アニメ放送後に美術番組「へうげもの名品名席」

「へうげもの名品名席」で案内人を務める中島誠之助さん=NHK提供
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「へうげもの名品名席」で案内人を務める中島誠之助さん=NHK提供

 NHKの衛星放送チャンネル「BSプレミアム」で放送するアニメ「へうげもの」放送後、作中に登場する茶道具などの美術品を、古美術鑑定家の中島誠之助さんが訪ね歩く美術番組「へうげもの名品名席」が放送されることが4日、明らかになった。

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 同番組は、アニメの主人公、古田織部をはじめ、戦国時代を生きた名士たちが愛した“本物”の茶道具の魅力を、中島さんの迫真の解説と映像で解き明かす5分番組。

 「へうげもの」は、「週刊モーニング」(講談社)で連載中のマンガ。戦国乱世の時代、織田信長がまさに天下を取ろうとする中、戦国時代の武将で、茶人として知られる古田左介(織部)が、「出世」と「物」の二つの欲の間で葛藤しながら、「数奇者」としての天下取りを心に決め、天才・信長から壮大な世界観を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る……という物語。「へうげる(ひょうげる)」とは、「ふざけている」「おどけている」という意味。アニメでも茶道や茶器、美術や建築など、「日本の文化」にスポットを当て、ちょっとリッチな“大人のアニメ”を目指すという。

 放送は、4月7日から毎週木曜日午後11時25分、全39回の予定。(毎日新聞デジタル)

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