シンディ・ローパー:東京公演で自ら募金活動 癒やしの歌で「元気を出して」と

東京公演を行ったシンディ・ローパーさん=畔柳ユキ
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東京公演を行ったシンディ・ローパーさん=畔柳ユキ

 来日した米歌手のシンディ・ローパーさん(57)が18日、Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)でコンサートを開き、観客に東日本大震災で被災した人々への募金を呼びかけた。終演後、会場ロビーで行われていた募金活動に自らも登場。募金をした人々と抱きあい、握手をした。 

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 コンサートは「シンディ・ローパー メンフィス・ブルース・ジャパン ツアー2011」と銘打たれ、15日の名古屋公演を皮切りに、東京で3日間開催。東京公演の最終日となった18日、ローパーさんはアルバム「メンフィス・ブルース」に収録された「ジャスト・ユア・フール」「ドント・クライ・ノー・モア」など16曲を披露。アンコールの最終曲となった「トゥルー・カラーズ」の前に「今夜会場を出る前にみんなにお願いがあります」と切り出して募金を呼びかけ、「一人ひとりの力は小さいかもしれないけど、それが集まると大きな力になる。この曲はヒーリング・ソング(癒やしの歌)。みんなで歌って元気を出しましょう。一緒に頑張りましょう」と語りかけた。

 会場ロビーでの募金活動にはタレントのテリー伊藤さんやデーブ・スペクターさん、歌手の相川七瀬さんらが参加した。ローパーさんのコンサートは21、22日の両日、NHK大阪ホール(大阪市中央区)でも行われる。(毎日新聞デジタル) 

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