沖縄国際映画祭:はんにゃが「タランティーノの魅力」上映に登場 カウントダウンフェスタ3日目

イベント上映終了後、震災被災者への募金を呼びかけるはんにゃの2人(右端)
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イベント上映終了後、震災被災者への募金を呼びかけるはんにゃの2人(右端)

 27日まで開催中の第3回沖縄国際映画祭はカウントダウンフェスタ3日目の20日、映画上映と吉本芸人によるトークショー、東日本大震災被災者への募金を呼びかける「エール、ラフ&ピースライブ」が那覇市内で繰り広げられた。

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 那覇市牧志の桜坂劇場では6作品が上映された。「はんにゃが学ぶタランティーノの魅力『デス・プルーフ』」は、「キル・ビル」などの作品で知られるクエンティン・タランティーノ監督が、低予算のB級映画のオマージュとして製作したスリラー&カーアクション映画「デス・プルーフ」(カート・ラッセルさん主演、07年)を上映。

 上映前に「はんにゃ」の金田哲(かなだ・さとし)さん、川島章良さんのほか、「バッファロー吾郎」の竹若元博さん、「COWCOW」の山田與志さん、2丁拳銃、「ポイズンガールバンド」阿部智則さんが登場。金田さん、川島さんは先輩芸人たちから「前半は意味のない話が続く」ことなどを教わると、スクリーン前に寝転んで映画を見ながらコメントを入れる「生オーディオコメンタリー」の形で映画を鑑賞。

 殺人などホラー的要素から一転、最後は大爆笑という展開に、はんにゃの2人は「こんな展開になるなんて。大笑いしました」と作品を気に入った様子。上映後は芸人たちが玄関ホールに並び、来場客に東日本大震災の被災者への募金を呼びかけた。

 一方、那覇市久茂地の「パレットくもじ」での「エール、ラフ&ピースライブ」には沖縄出身のガレッジセール、友近さん、パンクブーブー、南海キャンディーズらが登場。ライブ終了後には募金の長い列ができた。

 21日は桜坂劇場で、「しずるが学ぶ映画の魅力『鮫肌男と桃尻女』」、小籔千豊さんらが登場する「『学校2』トークショー」、板尾創路監督自ら登場する『板尾創路の脱獄王』トークショー」などが映画上映とともに開かれる。「パレットくもじ」の「エール、ラフ&ピースライブ」にも板尾さん、小籔さんら吉本芸人が登場、募金を呼びかける。(毎日新聞デジタル)

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