オオカミ王ロボ:シートンデザインの衣装で動物たちが続々 ミュージカルが26日開幕

舞台「オオカミ王 ロボ」に出演する(左から)内藤大希さん、小野田龍之介さん、大山真志さん、齋藤ヤスカさん
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舞台「オオカミ王 ロボ」に出演する(左から)内藤大希さん、小野田龍之介さん、大山真志さん、齋藤ヤスカさん

 米博物学者E・T・シートンの「シートン動物記」の名作をミュージカル化した「オオカミ王ロボ~シートン動物記より」の公開げいこネプロが25日、全労済ホールスペース・ゼロ(東京都新宿区)で開かれた。

ウナギノボリ

 物語は、シートンが自ら書き残した子供向けのミュージカル「The wild animal play」が原案で、少年・翔(かける)が10歳の誕生日に、古びた「動物記」をプレゼントされる。本の中から、誇り高き森の王者「オオカミ王ロボ」が飛び出してきて、森で生きる勇敢で知恵のある動物たちの話を始め、翔はその動物たちと出会い、次第に心を開いていく……というストーリー。源井和仁さんの脚本・演出、主人公ロボを大山真志さんが演じる。ほかに小野田龍之介さん、齋藤ヤスカさん、内藤大希さん、石川新太さんらが出演。動物たちの衣装は、シートン自身がデザインしたものを採用している。

 大山さんは、「この作品を通して、感動を与え、生命の大切さを伝えたい」とコメント。見どころの衣装について、「すごい重いですが」と笑いを入れながらも、「すごい気に入っている。(衣装に負けないように)気を引き締めて頑張りたい」と語った。

 舞台は3月26日~4月3日、同劇場で上演。東日本大震災の被災者支援のため、会場に募金箱も設置される。(毎日新聞デジタル)

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