「ニコニコ動画」などを運営するニワンゴが「ニコニコ本社」(東京都渋谷区)内に9日オープンするカフェ「TEA ROOM 2525」が5日、報道関係者向けに公開された。ガラス張りの窓から明るい光が差し込む開放的なスペースで、クラシカルな執事風の制服に身を包んだスタッフが、紅茶やオリジナルのメニューを給仕してくれる。来客者が生放送をできる専用ブースも設けられており、生放送中のユーザーに、ほかの来客が差し入れすることも可能で、実際に“ニコニコ”ユーザー同士が触れ合えるスペースが誕生する。
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同カフェはニコニコ本社2階に9日からオープン。広さは約165平方メートルで40席。打ちっぱなしのコンクリートとレンガの壁で、ガラス張りの窓からは明るい陽光が差し込む。落ち着いたアジアンリゾート風のインテリアにシャンデリア、観葉植物などが配されたリラックスできる空間で、「ニコニコ静画」に投稿されたユーザーのマンガ作品なども展示される予定だ。
クラシカルな執事風の制服に身を包んだスタッフは、役者や作曲家などアーティストを目指す“ニコニコ”ユーザーたちを起用。季節を感じられる期間限定の紅茶や、動画上にコメントを付加できる「ニコニコ動画」にちなんで、チョコペンで絵を描くことができる「コメントパンケーキ」(400円)など、さまざまなオリジナルの飲食メニューを提供する。
カフェ内には「ニコニコ生放送」専用ブースも設置。生放送中のユーザーに、ほかの来客が差し入れできる特別メニューも用意した。同サイトのプレミア会員限定の特典も実施する予定で、サイト内で人気のユーザー(“歌い手”“絵師”“生主”など)が一日店長を務めるイベントも不定期で実施するという。
オープンを記念し、9、10の両日には、「ニコニコテレビちゃんゴム風船」を先着で配布するほか、同カフェまたは3階の「ニコニコショップ」への来客には限定のエコバッグかTシャツをプレゼントする。(毎日新聞デジタル)