名探偵コナン:余震発生もコナンが「大丈夫」と会場に呼びかけ 劇場版最新作「沈黙の15分」初日

初日舞台あいさつで会場に呼びかけたコナン
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初日舞台あいさつで会場に呼びかけたコナン

 15周年を迎える人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」の初日舞台あいさつが16日、「TOHOシネマズ 有楽町」(東京都千代田区)で行われ、主人公・コナンの声を担当する高山みなみさん、毛利蘭役の山崎和佳奈さん、毛利小五郎役の小山力也さんと、コナンらが登場。舞台あいさつ中に余震が発生し、会場に動揺が走ると、高山さんは「落ち着いて」と、冷静に呼びかけ、また泣いていた子供には、コナンの声で「大丈夫。コナンがついてるから」と、勇気づけていた。

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 「名探偵コナン」は、謎の組織によって子どもの体形にされてしまった高校生探偵・工藤新一が、小学生探偵「江戸川コナン」となって次々に起こる難事件を解決していくというミステリーマンガ。コミックスや関連書籍の売り上げは1億2000万部を突破し、96年から日本テレビ・よみうりテレビ系でアニメがスタートした。劇場版最新作は、東京都知事あてに脅迫状が届き、地下鉄爆破事件が起こるところから始まる。コナンのお陰でけが人もなく大惨事は免れたが、物語は8年前に起こったある事件とリンクしていく。そして知事が国土交通相時代に行ったダム建設が絡んでいると推理したコナンたちは、新潟に向かう……というストーリー。

 高山さんは、「今回ほど、手に汗かきっぱなしだった話はない」と最新作を振り返り、「アクションばかりなので、皆さんも楽しめたのでは」とPR。15周年となる「名探偵コナン」に対し、「スタッフとキャスト、とても仲が良くて、家族みたいなもので、その中でなれ合わず、飽きずにずっとやってこられてるということが、私の誇り」と作品への思いを語った。舞台あいさつには、声優に初挑戦したフリーアナウンサーの宮根誠司さんも登場した。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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