東日本大震災の影響で一時休止していた東京・秋葉原の歩行者天国が17日午後1時、約1カ月ぶりに再開した。アキバの名物復活に、暖かな春の陽気も手伝って、メーンストリートの中央通りは買い物客らでにぎわいを見せた。地域団体「アキバ21」の大塚實(みのる)会長は「(一時休止)以前よりは少ないが、こんなに大勢来ていただけて、本当にありがたい。世の中沈滞ムードですけど、景気が持ち上がっていかないと。たくさん稼がせてもらって、その金が税金なりになって、被災地の復興に向けていただきたい」と話していた。
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秋葉原のホコ天は、17人が死傷した08年6月の無差別殺傷事件の影響による中止から、今年1月23日に2年7カ月ぶりに再開。その後、東日本大震災や東京電力の計画停電の影響で、震災後の3月13日から一時休止されていたが、計画停電の影響がなく、地元商店街の自主警備体制も整ったと警視庁が判断し、この日再開された。毎週日曜午後1~6時、中央通りの約570メートルの範囲で実施する。(毎日新聞デジタル)