ジョニー・ウィンター:「日本のファンはロックンロール分かっている」初来日公演で

13日に初来日公演を行ったジョニー・ウィンターさん=鈴木敏也撮影
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13日に初来日公演を行ったジョニー・ウィンターさん=鈴木敏也撮影

 「来日していない最後の大物」と呼ばれた米ギタリストで歌手のジョニー・ウィンターさん(67)が初来日し、13~15日にライブハウス「ZEPP TOKYO」(東京都江東区)で公演を行った。東日本大震災の影響で英ギタリストのジミー・ペイジさんら海外アーティストの来日中止が相次ぐ中、ウィンターさんは公演を行っていたハワイから12日午後10時過ぎに羽田空港に到着。13日に日本初ライブを行い、終演後、「日本のファンはおとなしいと聞いていたけど、盛り上がってくれてびっくりしたよ。ロックンロールを分かっているんだね。うれしいよ!」と満足げに話した。

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 ウィンターさんは69年にデビュー。当時としては破格の契約金であったことから“100万ドルのギタリスト”と呼ばれている。04年に約12年ぶりの最新アルバム「I'm A Bluesman」を発売した。来日は、90年に1度決定していたが直前で中止となり、今回が初めてとなった。

 ライブは「Johnny Winter Japan Tour 2011 ~Blues & Soul Carnival Special~」と題され、13日のライブはバンドメンバーによるイントロ曲の演奏後、ウィンターさんが登場した。ウィンターさんはフレディ・キングの曲をカバーした「ハイダウェイ」を皮切りに、69年のアルバムに収録された「Good Morning Little School Girl」やチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」、ジョン・レノンがカバーした「ボニー・モロニー」など計13曲を披露。アンコールでは、ウィンターさんのトレードマークともいえるギター「ギブソン・ファイヤーバード」で演奏して観客を熱狂させた。(毎日新聞デジタル)

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