ヒミズ:「稲中」作者のシリアスマンガ 園子温監督で12年に実写映画化

古谷実さんのマンガ「ヒミズ」の1巻
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古谷実さんのマンガ「ヒミズ」の1巻

 90年代に人気を博したギャグマンガ「行け!稲中卓球部」の作者・古谷実さんのマンガ「ヒミズ」が、12年に映画化されることが18日発売の「週刊ヤングマガジン」(講談社)20号で発表された。「愛のむきだし」(09年)の園子温監督がメガホンをとる。

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 ヒミズは、「稲中」などのギャグマンガで人気の古谷さんが、ギャグを排して描いたシリアスな青春マンガ。01~03年に同誌で連載、コミックスは全4巻が発売されている。平凡な人生にあこがれる中学3年の少年・住田は、ある事件をきっかけに絶望するようになり、学校へ行かずに「悪いやつ」を探すようになる……というストーリー。

 園監督は「原作は大好きで何回も読み返していました。実写で映画化することは、大変な名誉であり、冒険だと思っています。この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたいと思います」とコメントしている。配給はギャガで、キャストなどは今後同誌で発表していく。また併せてエキストラの募集も行う。(毎日新聞デジタル)

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