新作ゲーム紹介:「最後の約束の物語」 イメージエポック第1弾は辛口の“JRPG”

「最後の約束の物語」のゲーム画面(C)Imageepoch
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「最後の約束の物語」のゲーム画面(C)Imageepoch

 「ラストランカー」(カプコン)、「セブンスドラゴン」(セガ)などの人気RPGを手がけ、「JRPGセカンドステージ」を掲げて、ソフト開発から販売事業に乗り出したゲーム会社「イメージエポック」の第1弾「最後の約束の物語」が、PSPで発売される。

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 JRPGとは「日本製RPG」の意味で、欧米のゲームシーンでは「時代遅れのRPG」という意味も込められている。しかし同社では「JRPGは濃密なストーリー体験を提供するのに最適な形式」ととらえ、JRPGに特化した事業戦略を発表。本作を開発した。

 機械化された新興国「サヴィ・シャンティエ」の軍勢に囲まれ、四面楚歌(そか)となった「ユグドラ王国」の最後の24時間が描かれる。メサイアの騎士7人から、主人公で司令官のウォルフを含む4人でパーティーを編成し、ゲームを進めていこう。絶体絶命の中で、ただ一つの希望となるのが、最後にウォルフと部下の騎士の2人で発動させられる大魔術「最後の約束」だ。

 戦闘はコマンド選択で進み、敵は常に味方の弱点を突くような、厳しい攻撃を繰り出してくる。キャラクターには体力(HP)と、魂の力(SP)があり、SPの消費で強力なSP技を繰り出せる。さらにHPとSPが共につきると、そのキャラクターはロストしてしまい、二度と復活することはない。ゲーム展開で部下の信頼度が変化するので、誰と「最後の約束」を発動するか、考えながら進めていこう。

 最後の約束の物語(PSP) CEROレーティングB(12歳以上対象) イメージエポック パッケージ版:6279円 4月28日発売

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