11年4月ゲーム販売:3DSが2カ月で売り上げ首位明け渡す

売り上げ首位に返り咲いた携帯ゲーム機PSP
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売り上げ首位に返り咲いた携帯ゲーム機PSP

 ゲーム雑誌大手のエンターブレインが発表した11年4月のゲーム販売ランキングによると、ソニーの携帯ゲーム機PSPがハード売り上げ1位に返り咲き、2月に発売されたばかりのニンテンドー3DSが2カ月ぶりに首位の座を明け渡した。

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 PSPは販売台数が前月の16万5000台から15万7000台と減少したものの前月の2位から順位を上げた。一方、3DSは2月に発売から2日間だけで37万1000台、3月に43万台を売り上げたが、ソフト不足が影響し、4月は12万2000台に落ち着いた。

 ハード市場全体は前年同月比93.9%の94億円で3カ月ぶりにマイナス。ソフト市場は前年同月比103.8%の154億円を売り上げ、前年同月比で2カ月ぶりにプラスとなり、ハード・ソフト合計で248億6000万円となった。

 ソフトは「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」(PSP、バンダイナムコゲームス)が約32万本を売り上げ、月間ソフトランキングの首位となった。2位は100万本以上販売した「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」のパワーアップ版の「プロフェッショナル」(DS、スクウェア・エニックス)で約30万本を売り上げている。

 調査はファミ通データ協力店3600の売り上げデータをもとに、3月28日~4月24日の4週分を集計したもの。(毎日新聞デジタル)

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