房総半島を走るローカル線「いすみ鉄道」の公式キャラクターに、イラストレーターの月邸沙夜(げってい・さや)さんが手がけた“萌え妖精”のイラスト・「上総(かずさ)いすみ」が採用された。
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同鉄道は、房総半島の中央を横断する千葉県のローカル鉄道。菜の花をイメージした黄色い車両が特徴で、春には一面の菜の花に覆われる里山の中を走る姿は多くの鉄道ファンに親しまれている。3月まで、アニメ・マンガ系クリエーターの総合情報サイト「TINAM」で、「菜の花満ちる『い鉄っ娘』キャラクターコンテスト」を実施。「いすみ鉄道」「菜の花」をテーマにしたキャラクターを作品を募集し、100件以上が寄せられた。
「上総いすみ」は、10年に引退した「いすみ204号」にお願いされ、同鉄道を見守るためにやってきた「菜の花の精」という設定。車体を模したポシェットと菜の花の振り袖がトレードマークで、スカートの両端に菜の花の花びらをつけた可愛い“萌え妖精”となっている。
同鉄道では「デザイン、キャラクター設定、拡張性などどれも秀逸で、何より絵のクオリティーが素晴らしい。いろいろな方に相談してできあがったということ、それをきれいにまとめあげたということで非常に高い水準の作品」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)