マンガ新連載:「ジョジョリオン」 新たなる「ジョジョ」の世界へ 過去シリーズのファンもニヤリ

「ジョジョリオン」が表紙を飾った「ウルトラジャンプ」(集英社)6月号
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「ジョジョリオン」が表紙を飾った「ウルトラジャンプ」(集英社)6月号

 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。荒木飛呂彦さんのマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のシリーズ第8部「ジョジョリオン」の連載が、19日発売の「ウルトラジャンプ」(集英社)6月号で始まった。

ウナギノボリ

 「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、86年12月に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始。第1部では、英国貴族の血を受け継ぐジョースター家と、世界を支配しようとするディオとの対決を描いている。数世代にわたり個性的な悪人たちと戦う壮大なストーリーに加え、独特の擬音を用いた表現、立ちポーズなどが人気を博している。本作は、4月に完結したばかりの第7部「スティール・ボール・ラン」とは一転し、第4部「ダイヤモンドは砕けない」と同じ「杜王町(もりおうちょう)」を舞台に、物陰に隠れている1人の少女・康穂の登場場面から始まる。

◇ウルトラジャンプ編集部 山内智さん

 11年、荒木飛呂彦執筆30周年。12年、「ジョジョの奇妙な冒険」作品25周年。記念すべき2年間の幕を開けるのは、「ジョジョ」シリーズ第8部となる新連載「ジョジョリオン」です。舞台は大地震から半年後のS市杜王町。海岸近くの土地が隆起してできた通称「壁の目」で発見された男は、自分に関する記憶を失っている様子。肩に星形の痣(あざ)、そしてその周りに歯形らしき傷……二つが意味するものとは? そして彼を発見した康穂が目にした、もう一つの身体的「特徴」とは? 謎が謎を呼ぶ展開のアイデアは、担当が打ち合わせのたび驚かされるほど。また過去シリーズのファンが思わずニヤリとする要素も入ってきそう……。新たなる「ジョジョ」の世界にぜひご期待ください!!

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