矢口真里:中村昌也と結婚 会見詳報1 キスは「僕が持ち上げる」

中村昌也さんの最初のあいさつがうまくできて、親指を立てて「グー」ポーズでたたえる矢口真里さん
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中村昌也さんの最初のあいさつがうまくできて、親指を立てて「グー」ポーズでたたえる矢口真里さん

 元「モーニング娘。」の矢口真里さん(28)と俳優の中村昌也さん(25)が22日、2人そろって結婚会見を開いた。一問一答は以下の通り。(毎日新聞デジタル)

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 中村さん 本日はお足元が悪い中、お集まりいただきありがとうございます。私は18歳のときに大阪から上京し役者を目指し、今の事務所が経営する学校に入学いたしました。D-BOYSという俳優集団に参加させていただきいろいろ学ばせていただきました。現在もドラマ、映画、舞台などいろいろ勉強させていただいております。

 矢口真里さんとの出会いは、昨年のはじめごろでして、芸能界の先輩でもある真里さんにいい刺激を受け、尊敬の気持ちからお付き合いがはじまりました。その後、会うたびに守りたいという思いがどんどん強くなりまして、昨日の深夜(22日未明)婚姻届を提出してまいりました。プロポーズは、真里さんの誕生日(1月20日)に「一生守っていきます」という思いを伝えて、真里さんも喜んでプロポーズを受けてくれました。当時は3月に結婚を予定していたのですが、今回の東日本大震災が発生して、2人とも大変心が痛み、話し合い、今日という日になりました。

 その間、2人で話し合い、何か被災地の方々にできることはないかと考え、ぼくは岩手県陸前高田市へボランティア活動へ行ってまいりました。現地では、作業のお手伝いをしたのですが、言葉を失う光景がそこにはありましたが、ボランティアを一緒にやっていたお年寄りの方のお話、一人一人の力は微力ですが、みんなで力を合わせていけば必ずこの状況は前に進むと確信して帰ってきました。2人でも話し合っているのですが、今後とも2人で力を合わせて必ず継続してボランティア活動を続けていきたいと思っております。25歳ですが、これまでいろんな人に助けられて今日まで生きてきました。これからは彼女を全力で守り、2人で復興支援の一部となるよう心がけ、僕自身一人の役者としても男としても頑張っていき、2人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っております。皆様、今後とも我々2人をどうぞよろしくお願いします。(矢口さんも拍手し、親指を立てたポーズで中村さんの頑張りをたたえた)

 矢口さん 皆さん、本日はお忙しい中、そしてお足元が悪い中、本当にありがとうございます。私、矢口真里は、中村昌也さんと5月22日、入籍させていただきました。昨日ですね、いちはやくファンのみなさまに(広島のドリームモーニング娘。のコンサートで)ご報告することができまして、本当に温かい声援を受け、本当に今幸せに思っております。まだ未熟な2人ですがよろしくお願いします。(司会に『一歩前に出てください』といわれ、笑う)

 −−どうしても気になるのが身長差の話だが。

 矢口さん (上を向いていて)首が痛くなるくらいで。(あとは)とくに不自由なことはありません。(矢口さん、くつを脱ぐ)

 中村さん 信号待ちのときにちょうどいい位置(荷物置き場に)。(矢口さんが少し前に立っても中村さんの顔が報道陣に見える)

 −−キスは?

 中村さん 僕が持ち上げる方法で(笑い)。

 −−出会いは?

 中村さん 共通の知り合いがいて出会いました。お互い人見知りで会話がなかったんですが、お酒が好きなのが共通点で会話がはじまりました。趣味も好きなアニメも(共通している)。普段は無言でデートがスタートします。

 矢口さん 堂々と付き合いさせていただきました。

 −−ブログ(に写っていた画像)でハンバーグが二つだったけれど?

 中村さん おいしかったです(笑い)。

 −−海の写真もあったけど?

 矢口さん さすがですね。彼とです。

 −−どんなところが好き?

 矢口さん 学年でいうと彼は、四つ下になるんですけど、普段は、やんちゃボーイっていう感じ。仕事で疲れて夕方に(彼に)電話したんです。帰ったらいいにおいがして、彼がご飯を作ってくれて待っていてくれたんです。「とにかく食べろや」という感じで悩んでいることを感じさせないまま、手料理をふるまってくれるときに、なんてしっかりしてる人なんだろうと思い、意外と男っぽいところとかたくましいところに結婚したいと思いました。

 −−結婚を意識したときは?

 矢口さん プロポーズされてからだと思うんですけど。

 中村さん 出会って、付き合いがはじまって、この人と結婚したいとすぐ思いました。

 −−積極的にアプローチしたのは?

 矢口さん 一部報道にあった「矢口が一目ぼれして猛アタック」は誤報です! 一目ぼれタイプではあるんですけど、猛アタックするタイプではない。意気投合したのが早くて、出会ってすぐ付き合ったっていう。彼が付き合ってくださいといってくれました。

 −−なんて言った?

 中村さん 「僕と付き合ってください」と。

 矢口さん (答えは)「はい、お願いします」と。面白くなくてすみません。普通で。

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 −−プロポーズはどんなふうに?

 中村さん たまたま映画の撮影でパンチパーマでそり込みを入れてる髪形だったんですけど、それを快く受けとめてくれて、これはやっていけると。

−−場所は?

 矢口さん たまたま誕生日の日に2人とも大阪だったので、大阪のおしゃれ居酒屋さんで、指輪を渡されまして。

−−婚約指輪は?

 矢口さん ダイヤモンドです。頑張って買ってくださった。

 中村さん 給料の3カ月分以上ある。

 矢口さん たぶん、1年分くらい。

−−どんな言葉だったのか?

 中村さん 一生守っていきますと。幸せな家庭は絶対に僕となら作れると。僕も真里さんならできますと。お願いしますと。

 矢口さん 正直泣きました。年下なので、負担をかけてはいけないと思い、自分からは結婚したいと言わなかったし、期待してなかった。こんなすぐ結婚っていう話にはならないと思っていたけれど、男らしくて、これからずっと一緒にいるなら早かれ遅かれ結婚するんだから、「結婚するなら早いほうがいいじゃん」って彼は言ってくれた。すごくうれしかった。こんなにうれしい言葉をかけてくれる人はこの先、誰もいないんだろうなって。本当に感動しました。

 −−その涙を見てどう思った?

 中村さん 感動もした。よりいっそう年下だけど、男らしく守っていこうと強く思った。

 −−真里さんのどういうところに引かれた?

 中村さん 尊敬できる先輩で、勉強にもなる。相談もする。一人の女性であって、人間の弱さが見えたときに支えたいと一番強く思った。バラエティー番組では笑顔で、家でも笑顔で面白いけれど、(疲れて帰ってくる日など)そうではない日もあるわけで。そうでないときに僕が支えようと思った。

 −−いつから一緒に住んでいるのか?

 中村さん プロポーズしてから一緒に住んでいます。

 −−給料の差は?

 中村さん 把握していないもので……。

 矢口さん ご飯食べにいったときに、彼の名言が「安いところは僕が払うから、高いところはあなたが払ってください」って。そういうのをはっきり言ってくれる男性ってなかなかいないんで。可愛いなって思います。

 −−お金のことに関して、心配ではない?

 矢口さん 全然。それよりももっと大事なことがあると思う。毎日笑っていられる生活が夢だったので、今はすごくハッピーな気持ちで過ごしています。

−−両親は?

 矢口さん 両親は、2人そろって、「大きいね」って(笑い)。うちの家族が若干みんなミニな感じなので。

 中村さん 一回家族同士の会で、183センチのおやじと、167センチのお母さんで。僕のお母さんより、真里さんのお父さんの方が小さかったので、すぐ座りましょうみたいな(笑い)。

 −−モーニング娘。の矢口さんってスターじゃないですか。尻込みしなかった?

 中村さん はじめてお会いしたとき、ハッて思いましたけど。学生時代、周りは「モーニング娘。」をみんな見てましたけど、僕は部活に夢中だったから、周りよりは好きな度合いは少なかったです。

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 −−子どもの予定は何人ぐらい?

 中村さん 彼女はお仕事が。タイミングですね。

 矢口さん 産める限り、産みたいと思います。

 中村さん 6人ぐらい。

 −−仕事を続けながら子育ても続ける?

 矢口さん そうですね。今は「ドリームモーニング娘。」というユニットでアイドルをやらせていただいているので、もしかしたらそのうちはないかと。でも、早いうちにほしいと思います。

 −−(メンバーの最年長の)中澤裕子さんからは何と言われた?

 矢口さん 「また先に行くんかい!」と言われました。でも、本当にメンバーも祝福してくれた。「婚姻届を提出しに行く」って言ったら、「私たちがドキドキしてきた」と言われて。同じ気持ちになって応援してくれるのがうれしい。今日もメールをたくさんくれた。「頑張って記者会見してきてね」って。

 −−婚姻届の提出時は?

 矢口さん こんなにアッという間な感じなんだと思った。(中村さんは)ずっと今日のあいさつの言葉を呪文のように唱えていたので、婚姻届どころじゃなかったみたいなんですよ。この人出した感じとかあるのかなと思うくらい、今日に心が向いていました。

 中村さん ちゃんともう、行く前に気合を入れて、提出してきました。書き間違えはなかったんですけれど、手紙で(入籍を)にゅうはこって書いちゃいました(笑い)。

 −−何と呼び合っている?

 矢口さん 「昌也」と呼んでいて、調子のいいときは(しきりに照れながら)「まーしゃん」って呼んでます。

 中村さん 僕も「真里」と呼んでいて、調子のいいときは「まーしゃん」。お互い「まーしゃん」と呼び合っていて、2人だけで成立する面白い話です(笑い)。

 −−(ドリームモーニング娘。の)メンバーに紹介はした?

 矢口さん ……あ、忘れてました(会場爆笑)。そういえばみんな会いたいって言っていたんですけれど、最近決まったことなんで、結婚後に絶対会わせるという約束で、今日はやってきました。(メンバーの反応は)たぶん……「カッコいい」って言うんじゃないですか(笑い)。

 −−(矢口さんに)彼のどこが一番カッコいい?

 矢口さん ストレートに言うと“顔”ですかね(照れ笑い)。今日はすっごいさわやかなんですよ。いつもはちょっとワイルドでひげとかが生えて、茶髪なんですけれど。今日が一番カッコいいですね!

 中村さん 今日のためではないですけれど、今日に合わせて染めてきました。

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 −−浮気の心配は?

 矢口さん 結婚前にすべて整理させていただきました。(「どういうこと?」とどよめく会場)信じる上で、「こういうことはやめようね」というルールをお互いに確認した。これからはたぶん心配ないかな。

 −−どんなルール?

 矢口さん 携帯を(買い)替えに行かせる。行くんだよね? 新しい番号にするってことです。私的に心機一転、それでもいいかと。

 −−中村さんの男同士の付き合いが悪くなったと言われているが?

 中村さん そうなんですよ、それは申し訳ない。大事なものができてしまいまして……。心配ないですよ。(矢口さんに)心配してんの?

 矢口さん べつに疑うことは何もないですけれど、結婚するにあたって、これから離婚とかいう話になっちゃうと嫌だから……。心配性なんです。

 中村さん 大丈夫です。浮気絶対しません! (カメラ目線で)絶対、しません!

 矢口さん (笑いながら)はい。結婚することになって本当に彼だけを信じてという感じで。疑うこともあると思いますが、そこは夫婦として話し合っていきたいと思います。

 −−名字が変わった実感は?

 中村さん 「中村真里」になって1回呼んでみたら、(矢口さんが)「普通」って言ってました(笑い)。

 矢口さん たぶんタレントとしては、「矢口真里」でいかせていただくと思うんですけど、プライベートは「中村真里」で過ごしていきます。

 −−新居は?

 矢口さん 今住んでいるところで。

 中村さん 僕の住んでるところに真里さんが。

 −−料理は?

 中村さん (矢口さんが)料理番組をやられていたんで、覚えてきたレシピをその日のうちにやってくれたり。

 −−何の料理が一番おいしかった?

 中村さん そうですね、オムライスがおいしかった。ふわっふわだった。

 −−一番幸せを感じる時は?

 中村さん やっと胸を張って街を堂々と歩けることがうれしい。すっごい目立つから。必ず三度見されるんです「でかっ、ちっさ、まさか?」って。

 −−どこに行きたい?

 矢口さん 今度は一緒にプライベートで被災地に行こうと。おもちゃとかゲームが好きで、2人で集めているから、ちびっ子たちに届けに行きたい。

 −−「クイズ! ヘキサゴン2」の(出演者)仲間には?

 矢口さん (島田)紳助さんと女子メンバーには報告。お世話になっている人には結婚前に手紙を送らせていただきました。みんな祝福してくれた。「ヘキサゴン」のプロデューサーに「結婚式で爆破していい?」と言われた。「爆破だけはやめて」と伝えました。でも本当にいろんな人に支えられているなと感じることができました。

 −−キスして。

 矢口さん 事務所NGが出てます(笑い)。お姫様抱っこもだめ(笑い)。

 −−どんな家庭を作りたい?

 矢口さん モー娘。時代から言っていますが、笑いの絶えない生活にしたい。そういう生活が、この人ならできるんじゃないかって思いました。そういう家庭にしたいです。

 中村さん 笑いの絶えない家庭にしたい。これからもし子どもができたら、僕は手をつなぎながらこう(担ぐように)抱えたい。真里さんとなら、(そんな生活が)目に見えるし、けんかもするけど、すぐ仲直りして幸せな家庭を築いていけたら。

 −−ファンの方にメッセージを。

 中村さん いち役者としてもどんどん頑張って、それだけだと思います。真里さんのファンにも、浮気で泣かすことはない。貧乏で泣かすかもだけど(笑い)。本当に力いっぱい守っていくので、ファンの皆さま、どうぞよろしくお願いします。

 矢口さん ファンの前で昨日コンサート中で発表するのもドキドキだったけど、ものすごい勢いで「おめでとう」と返事が返ってきた。それで私、涙してしまいまして。こんなに精いっぱい応援してくれる方が「おめでとう」と言ってくれる。これからは生涯の友って形で、ファンの皆さんを裏切らないで、付き合っていきたいと思った。とにかくいい方々に囲まれている。これからはアーティストやバラエティーの矢口真里、中村真里として認めてもらえるように頑張っていきたい。よろしくお願いします。

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