山口智充:「夏の思い出」観客とセミのものまね“大合唱” 「カーズ2」初日

ディズニー/ピクサーの新作劇場版アニメ「カーズ2」の初日舞台あいさつに登場した山口智充さん(中央)
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ディズニー/ピクサーの新作劇場版アニメ「カーズ2」の初日舞台あいさつに登場した山口智充さん(中央)

 お笑い芸人の山口智充さんが30日、東京都内の映画館で行われた、ディズニー/ピクサーの新作劇場版アニメ「カーズ2」(ジョン・ラセター監督)の初日舞台あいさつに登場。おんぼろレッカー車“メーター”の声の吹き替えを担当した山口さんはメーターのお面をつけた観客に迎えられ、「めちゃめちゃうれしいですね!」と大喜び。「映画を見る前に夏の思い出作りをしましょう!」と、得意のセミの鳴き声のものまねをレクチャーしつつ、観客にも要求し、親子連れらで埋まった客席が一体となっての“蝉時雨(せみしぐれ)”に、山口さんは「素晴らしい! このまま営業に行きたい」と大感激だった。

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 「カーズ2」は、主人公の天才レーサー“マックィーン”とおんぼろレッカー車“メーター”のコンビが、ホームグラウンドであるラジエーター・スプリングスを飛び出し、グランプリレースに出場するために訪れた日本で、巨大な陰謀に巻き込まれる。やがて、フランス、イタリア、英国へと舞台を変え、きずなを武器に陰謀に立ち向かう……というストーリー。日本の女性3人組テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」の代表曲「ポリリズム」が本編の挿入歌に採用されている。

 前作に引き続き、5年ぶりにメーターの声を吹き替えた山口さんだが、「声の仕事をもらったことよりも、また『カーズ』が見られるという方が喜びだった」と笑顔で振り返り、「期待を裏切らない内容になってますので、ぜひ楽しんでください。日本の風景も出てきますので、そこの描写の仕方も楽しみの一つ。日本が大好きな監督なんで、日本もこれだけ盛り上がってるってことが伝われば、『3』も絶対できて、日本の場面も増えるかもしれない。僕が直接交渉しますから!」と“カーズ愛”を全開にしてアピールしていた。映画は30日から全国で公開中。3Dも同時上映。(毎日新聞デジタル)

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