松坂桃李:阿部寛の第1子誕生を「ダンディーなお父さん」と祝福

「名橋『日本橋』橋洗い」に参加した松坂桃李さん
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「名橋『日本橋』橋洗い」に参加した松坂桃李さん

 第1子誕生を発表した阿部寛さんについて、12年1月公開の阿部さん主演映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~(仮)」(土井裕泰監督)で共演の俳優の松坂桃李さんは31日、「おめでたいです。元気なパパと言うより、ダンディーなお父さんのイメージですね」とうれしそうに話した。松坂さんはこの日、映画の舞台となる東京・日本橋で行われたイベント「名橋『日本橋』橋洗い」に俳優の菅田将暉さん、女優の竹富聖花さんら共演者と出席していた。

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 同イベントは、名橋「日本橋」保存会が中心となって毎年行っており、参加者は水とタワシやデッキブラシを使って橋を掃除するもので、架橋100周年の今年、1000人以上の町会関係者らが参加。松坂さんは「(日本橋への)愛を感じますね」「感謝の気持ちを込めて手伝わせていただきたいと思います」と話し、日本橋の麒麟像の周辺などを清掃。菅田さんも「お芝居したところを洗うのは気持ちいい」と笑顔で清掃を手伝った。掃除の後、阿部さんが公式サイトで第1子となる女児の誕生を発表したことについて報道陣から質問が出ると、3人は「知らなかったです」と驚いた様子だった。

 「麒麟の翼」は、人気作家・東野圭吾さんの小説「加賀恭一郎シリーズ」最新作で、阿部さん主演のドラマ「新参者」(TBS系)のキャストを引き継ぐ形で映画化。日本橋で男性が胸を刺されたまま8分間も歩き続けたのち、翼のある麒麟像の下で力尽きるという殺人事件が起こる。容疑者の男は、現場から逃亡する際、車にひかれて意識不明となった。事件直前の容疑者の不可解な行動、無実を訴える容疑者の恋人……捜査を進めた加賀がたどりついた、被害者と加害者の家族や恋人の知られざる一面とは……という物語。原作の舞台となった東京・日本橋や人形町で撮影を行っている。

 阿部さんはじめ、加賀の大学時代の後輩・青山亜美役の黒木メイサさん、加賀のいとこで刑事の松宮脩平役の溝端淳平さんなどドラマのキャストが再び集結。1月に放送されたスペシャルドラマ「赤い指~『新参者』加賀恭一郎再び!」で登場した山崎努さんや田中麗奈さんも出演するほか、容疑者の恋人役で新垣結衣さんが出演する。松坂さんが演じるのは、犠牲者となる青柳武明(中井貴一さん)の長男・悠人役で、竹富さんは青柳の長女役。菅田さんは、悠人の後輩役を演じる。

 映画は、12年1月に全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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