木村カエラ:2年ぶりJ-WAVEライブ登場 1万人と「Butterfly」合唱

19日開幕した「J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~」に出演した木村カエラさん
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19日開幕した「J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~」に出演した木村カエラさん

 結婚、出産を経てライブ活動を再開させた歌手の木村カエラさんが19日、今年で12回目を迎える毎年恒例の音楽ライブイベント「J-WAVE LIVE」に2年ぶりに登場した。木村さんは、新曲の「喜怒哀楽 plus 愛」をはじめ、「Ring a Ding Dong」「BANZAI」「Magic Music」など全7曲を披露。1児の母とは思えないパワフルなパフォーマンスで会場を沸かせ、「Butterfly」では会場を埋める観客1万人も一緒に大合唱だった。

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 デニムのミニスカートにTシャツ姿で登場した木村さんは、左手薬指に指輪を光らせながら、「喜怒哀楽 plus 愛」でライブをスタート。1万人の観客を前に「どうも木村カエラでーす! すごい! 人がいっぱいだ。私にとっては2年ぶりのJ-WAVEライブです。J-WAVEは、デビューしたときから番組をやらせてもらったり、お世話になってまして、家族みたいな存在なんですね。また、こうやって帰ってこれてとってもうれしいです」と笑顔で語ると、会場からは「おかえり!」の声も。

 「Butterfly」では、木村さんが客席に向かって「みんな歌える?」と呼びかけ、観客1万人が大合唱で応えると、「ありがとう。とってもきれいでした。みんな歌、上手だね。すごく声がきれいでした」とうれしそうにほほんでいた。全7曲を終えた木村さんは、「ありがとうございました。また会いましょう!」と客席に手を振り、投げキスをして、笑顔でステージを後にした。

 J-WAVE LIVEは、FMラジオ局「J-WAVE」が主催する恒例の夏の音楽フェス。今年は「J-WAVE LIVE 2000+11~Heart to Heart~」をタイトルに19~21の3日間にわたって国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で開催し、木村さん、ユニコーン、吉井和哉さん、スガシカオさん、加藤ミリヤさんら豪華アーティストが出演する。同局が取り組んでいる東日本大震災の被災地復興支援プロジェクト「Heart to Heart」活動の一環として、音楽を通じて心と心をつなげ、それを具体的な被災地への支援にしていこうという思いを込め、「Heart to Heart」がテーマとなっており、夏の電力事情に配慮して、消費電力を前年比25%削減。会場には被災地の写真パネルや募金箱なども設置され、会場でのグッズ販売の収益全額は、J-WAVEからの義援金1000万円と合わせて、被災した6県(青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉)に寄付される。

 この日のライブには、木村さんのほか、同ライブ初登場の高橋優さん、三代目J SOUL BROTHERS、秦基博さん、RIP SLYMEも出演。豪華アーティストの競演に会場を埋めた1万人が熱狂した。なお、この日のライブの模様は、J-WAVEで26日の「サンスター VO5 presents J-WAVE LIVE 2000+11 SPECIAL」(午後8時~同11時45分)、22日の「CURIOUS」(午前11時半~同2時)で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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