セガ:空くじなしの「ラッキーくじ」を12月からコンビニで販売 第1弾は「らき☆すた」

「らき☆すた」のビジュアル(C)美水かがみ/らっきー☆ぱらだいす
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「らき☆すた」のビジュアル(C)美水かがみ/らっきー☆ぱらだいす

 セガは2日、空くじなしで人気キャラクターのオリジナル商品と引き換えができるくじ引き「セガ ラッキーくじ」を12月から全国のコンビニエンスストアなどで販売すると発表した。第1弾は、美水かがみさんのマンガ「らき☆すた」のオリジナルアイテムを予定しており、埼玉県を中心に販売する。1回500円。

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 「らき☆すた」は、オタク女子とその仲間の学園生活を描いたほのぼの4コママンガで、ヒロインらが大学に進学した今も連載は続いている。コミックスは1~8巻で計500万部を発行。07年4~9月にアニメが放送され、ヒロインの柊姉妹の実家の「鷹宮神社」のモデルが埼玉・鷲宮の鷲宮神社であることが知られると、「聖地巡礼」と称してファンが詰めかけ、正月三が日の参拝者が47万人とアニメ開始前の4倍以上に急増するブームとなった。

 空くじなしで人気キャラクターのオリジナル商品と引き換えができるくじ引きにはバンプレストの「一番くじ」があり、03年からコンビニエンスストアなどで人気を集めており、10年には市場規模が出荷ベースで150億円に伸びると推定されている。セガは、09年からアミューズメント施設向けの景品として「らき☆すた」のフィギュアなどを展開しており、今回、そのノウハウを生かし、成長が見込まれる「くじビジネス」への参入に至ったという。来夏までには6タイトル以上を展開予定。(毎日新聞デジタル)

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