マンガ「キン肉マン」の作者・ゆでたまごの嶋田隆司さんが、ヒーローの条件について語った。「キン肉マン」と10日に公開される米ヒーロー映画「グリーン・ランタン」(マーティン・キャンベル監督)とのコラボ企画に関連してコメントしたもので嶋田さんはヒーローの条件を「二面性。ギャップがあること」と話している。
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映画「グリーン・ランタン」は、お調子者で“ダメダメ”、でもあきらめないという性格のハル・ジョーダン(ライアン・レイノルズさん)が、ある日突然、宇宙警察機構「グリーン・ランタン」の一員に選ばれ、宇宙の運命を託される。ハルはグリーン・ランタンとして仲間と幼なじみで恋人のキャロル・フェリス(ブレイク・ライブリーさん)を守り、宇宙最大の危機を救うことができるのか……という物語。
嶋田さんは中井義則さんとコンビで「ゆでたまご」として79年にデビュー作「キン肉マン」を「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。嶋田さんがストーリーを担当、中井さんが作画を担当している。キン肉星の王子・キン肉マンが、テリーマンやロビンマスクら正義超人たちとともに、悪の超人たちと戦う内容で、83年にアニメ化され、超人をかたどった消しゴム「キンケシ」などが大ヒットした。
「グリーン・ランタン」を見た嶋田さんは「めちゃくちゃ面白かったです!」と絶賛。人間からグリーン・ランタンに選ばれる主人公の設定について「キン肉マンのキャラクターにもいます! 人間だったけれど超人にあこがれて超人界に入ってくる『ジェロニモ』とか! まずはここで感情移入ができますよ、僕も選ばれたいなと思いました(笑い)」と喜んだ。
ヒーロー像については「等身大のキャラクターであること。普段は“ダメダメ”だが、戦うとカッコよく見えてくるという二面性。ギャップがあるというのが僕の思うヒーローですね」と理想像を挙げ、「完璧すぎず、弱点がある」「はじめは未熟だけど、敵と戦って倒れて傷つくたびに強くなる」と続けた。また自身のマンガのテーマを「成長ドラマを描く」といい、「キン肉マンは最初、とにかく弱いんです(笑い)。戦う意志もなく、強大な敵に対面するとすぐ逃げようとしてしまう。でも(映画の)主人公ハルと同じように勇気を振りしぼって、少しずつ努力して強くなる姿に読者は共感するんですね」と語った。
映画「グリーン・ランタン」と「キン肉マン」のコラボ企画は、「グリーン・ランタンと戦わせたい」「グリーン・ランタンとタッグを組ませたい」と思うキン肉マンの超人を募集するキャンペーン。応募者の中から抽選で1人に「ゆでたまご」直筆のキン肉マンの書き下ろしイラストをプレゼントする。応募は公式サイトで受け付けており、締め切りは10月2日午後11時59分。(毎日新聞デジタル)
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